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2022年8月4日

2022年8月4日

強化ガラスの割れ方の特徴は?
原因・割れないための対策・寿命・交換時期を解説!

「安全ガラス」とも呼ばれている強化ガラスと普通のガラスには、割れ方にどのような違いがあるのかご存じですか?

安全に強化ガラスを使用するためには、強化ガラスの割れる原因と割れないための対策や、強化ガラスの寿命と交換時期についても把握しておきましょう。

この記事の執筆者 津久井 勝

チェックボックス防犯設備士の資格所持

チェックボックスガラストラブル解決歴20年以上

チェックボックス住まいトラブル 累計対応実績14万件

チェックボックス住まいトラブル駆け付け解決サービスを行う会社を経営中

目次

強化ガラスの割れ方の特徴とは

耐久性に優れた強化ガラスには、割れにくいイメージがありますが、強化ガラスももちろんガラスですので、衝撃や振動などが原因で割れてしまうこともあります。

ただし、強化ガラスの割れ方は普通のガラスの割れ方とは異なり、安全性に配慮した割れ方をすることが特徴です。

強化ガラスの割れ方には、主に2つの特徴があります。

尖っていない小さな細かい粒子の破片

普通のガラスが割れると、衝撃が加わった点から放射状に割れるため、先端が鋭利で大きな破片となります。

そのため、窓枠に残った破片や飛び散った破片を片付ける際に、鋭利な先端でケガをする危険があります。

一方、強化ガラスの割れた破片は、普通のガラスの破片ほど鋭利でないため、破片に触れてもケガをしにくいことが特徴です。

また、強化ガラスの破片には、サイズが小さいという特徴もあります。

強化ガラスの割れ方はJISで定められており、厚みが5mmの強化ガラスの場合、50mm角の範囲の破片の数が、40個以上になるように規定されています。

このように、強化ガラスは破片の先端が比較的鋭利でなく、サイズも小さいことから、「安全ガラス」とも呼ばれています。

ガラス全体が粉砕する構造

強化ガラスと普通のガラスの割れ方では、割れる部分にも違いがあります。

強化ガラスが割れる際には、ガラス全体が粉砕して割れます。

衝撃が加わった点から放射状に割れる普通のガラスは、窓枠に破片が残ることがありますが、ガラスの全体が粉々に砕けて割れる強化ガラスは、窓枠に破片が残りません。

すべてのガラスが粉々に砕けて割れたほうが、危険に感じるかもしれませんが、普通のガラスのように窓枠に破片が残っている場合、
後から落下した破片でケガする危険もありますので、強化ガラスのように一度にすべて割れたほうが、割れた後の処理もしやすく安全です。

強化ガラスの特徴・構造とは

強化ガラスと普通のガラスの見た目には、ほとんど違いはありませんが、製造する過程で特別な加工を施すことによって、強化ガラスは強度を高めています。

一般的な強化ガラスは、普通のガラスを熱処理して作られています。

強化ガラスには高い強度以外にも様々な特徴がありますので、窓ガラスを交換する前に、強化ガラスの特徴と構造を確認しておきましょう。

耐熱温度は150度から200度

強化ガラスは強度だけではなく、耐熱性が高いことも特徴です。

強化ガラスの耐年温度は150度~200度で、5mmの強化ガラスの衝撃耐熱温度は170度となっています。

ただし、強化ガラスは耐熱ガラスとしては作られていないため、耐熱目的の使用は避けましょう。

ガラスの厚みが増すほど熱を伝え切れなくなり、割れる可能性があるため注意が必要です。

強度は3~5倍程度強

強化ガラスは普通のガラスと比較して、3~5倍もの強度があります。

例えば、普通のガラスが高さ10cmの位置からボールを落としても割れなかった場合、強化ガラスは高さ30~50cmの位置からボールを落としても、割れないほどの強度を持っています。

そのため、学校や病院などの公共施設の窓や出入り口、ガラステーブルの天板や店舗の商品陳列棚、機器のメーターの窓やスマートフォンの画面など、 より安全性が求められる様々なシーンで利用されています。

風圧や衝撃にも比較的耐性がある

強化ガラスが住宅やマンションの窓ガラスに採用される理由は、風圧と衝撃に比較的耐性があるからです。

風圧と衝撃に強いだけではなく、安全に割れる強化ガラスは、生活に密接した窓ガラスに最適です。

圧縮応力層

ガラスは圧縮される力には強く、引っ張られる力には弱い性質をしています。

普通のガラスに上から圧をかけると、ガラスは下にたわみます。

圧がなくなればもとに戻ることができますが、圧をかけ過ぎるとガラスが割れてしまいます。

これは、ガラスに圧をかけると、ガラスの上面には圧縮の力が働き、下面には引っ張りの力が働くためで、引っ張りの力に弱い下面から割れてしまうからです。

一方、強化ガラスは製造の過程で、ガラスの表面に圧縮応力層を形成させ、 表面の圧縮応力に釣り合う引っ張り応力層を内部に形成させることで、強度を高めて割れにくくしています。

強化ガラスが割れる原因

高い強度を誇る強化ガラスですが、状況によっては衝撃や振動で割れてしまう場合があります。

強化ガラスを安全に使用するためには、どんな状況であれば割れるのか、強化ガラスが割れる原因を把握しておくことが大切です。

急激な気温差に弱い

強化ガラスは急激な気温差に弱いため、真夏や真冬に空調設備を使用した際に、温度差で割れる「熱割れ」を起こすことがあります。

熱割れの原因は、ガラス全体で生まれる温度差です。

空調設備から出る温かい風や、直射日光などが当たっている部分のガラスは、温度が高くなりますが、サッシやゴムパッキンに隠れている部分のガラスは、温度に変化はありません。

ガラスには温度が高くなると膨張する性質があり、空調設備の温風や直射日光で暖められたた部分のガラスは膨張するため、 隠れている部分のガラスとの差が限界を超えてしまうと、熱割れを起こして割れてしまうのです。

一点に集中して加わるような熱に弱い

150度~200度の耐年温度を誇る強化ガラスは、耐熱性の高さが特徴ですが、熱が一点に集中してしまうと、耐えられなくなって割れてしまいます。

そのため、空き巣がガスバーナーを使用する「焼き破り」では、窓ガラスが割られる恐れがあります。

ガラスの傷やヒビ

普通のガラスの3~5倍もの強度を持つ強化ガラスは、多少の衝撃では割れることはありません。

しかし、表面の圧縮応力層に加えられた衝撃には耐えられますが、内部の引っ張り応力層まで傷やヒビが届くと、層のバランスが崩れてしまい、耐久性が低くなって割れてしまいます。

気が付かないような傷やヒビでも、内部の層まで広がってしまうと、衝撃がない状態でいきなり強化ガラスが割れる恐れがあります。

強化ガラスに傷やヒビができたタイミングではなく、傷やヒビが内部に届いたタイミングで割れますので、 何もしていない状態にもかかわらず、突然強化ガラスが割れる可能性があるため注意が必要です。

自然破損

強化ガラスが割れる代表的な原因の1つが、自然破壊です。

自然破壊は、強化ガラスの製造時に含まれた不純物によって起こります。

不純物が温度変化によって膨張し、膨張した不純物が圧縮応力層と引っ張り応力層のバランスを内部から崩してしまうことで、自然破壊を起こしてしまうのです。

製造時に不純物の混入を防ぐことは、現在の技術では難しいため、国内のガラスメーカーの多くが「ヒートソーク処理」を行い、 自然破壊を起こす可能性のある強化ガラスが、市場に出回ることを防いでいます。

強化ガラスを割らないための対策

普通のガラスと比較して安全な割れ方をする強化ガラスも、やはりガラスですので、割れた際にケガをする危険があります。

強化ガラスを割らないためには、強化ガラスが割れる原因となる、小さな傷を付けないようする対策が必要です。

クレンザーを使用しない

強化ガラスが割れる原因の1つが、小さな傷です。

お手入れする際にクレンザーを使用すると、クレンザーに含まれる研磨剤が強化ガラスを傷付けてしまうため、汚れが気になる場合は、柔らかい布を使用しましょう。

柔らかい布を使って、汚れを優しく取り除くことが大切です。

保護シートを貼る

強化ガラスの傷やヒビ割れを防ぐ対策としては、保護シートも有効です。

最近では、強化ガラスはスマートフォンやタブレットの液晶画面にも使用されています。

強化ガラスは普通のガラスと比較して割れにくいですが、スマートフォンやタブレットを落としてしまうと、傷やヒビが入ってしまう恐れがあります。

市販の保護シートや保護フィルムを液晶画面に貼ることで、傷やヒビ割れが防止できますので、ぜひ貼っておきましょう。

強化ガラスが割れたらどうずればいい?

強化ガラスが割れてしまったら、どのように対処すればいいのかご存じですか?

比較的な安全な強化ガラスでも、お子様やペットが破片を踏んでしまうと、ケガをする可能性があります。

突然強化ガラスが割れてパニックにならないように、強化ガラスが割れた場合の対処方法を確認しておきましょう。

応急処置

強化ガラスが割れた際にまず行うのが、お子様やペットの避難です。

目に見えないような小さな破片が落ちていたり、破片が思わぬところまで飛び散っていたりしますので、すぐに別の部屋へ避難させましょう。

強化ガラスの破片の処理には、破片を踏まないための靴と手を守るため軍手、 破片を集めるためのほうきと粘着テープ、破片を入れる新聞紙とダンボールが必要です。

破片は大きいものから処理し、新聞紙で包んでからダンボールに入れます。

小さな破片を処理する際には、ほうきと粘着テープがよく取れるので便利です。

衣類やカーペットに落ちた破片は、粘着ローラーを使用すれば、取り除きやすくなります。

破片の処理が終わったら、割れた部分の応急処置を行います。

割れた部分をダンボールで覆い、ガムテープでしっかりと固定したら、応急処置の完了です。

割れたガラスは、専門の業者がガラスを交換した際に、回収してくれる場合が多いため、安全な場所で保管しておきましょう。

また、強化ガラスを含むガラスの処理に、掃除機を使う方も多いですが、掃除機が故障する原因にもなりますので、できれば使用を避けることをおすすめします。

掃除機を使用する場合は、使い古したストッキングを掃除機の吸い込み口に被せるなど、大きな破片を掃除機に吸い込ませないようにする工夫が必要です。

専門の業者に強化ガラス交換を依頼

破片の処理と割れた部分の応急処置を済ませたら、専門の業者にガラスの交換を依頼します。

専門の業者に問い合わせる際には、交換したい強化ガラスのサイズや厚みなどの情報が必要となりますので、わかる範囲で確認しておきましょう。

強化ガラスの寿命は?最適な交換時期

強化ガラスを含むガラスは、長年使用していても変化をそれほど感じませんが、実は年月に伴い経年劣化が進んでいます。

寿命に気付かずにそのまま使用していると、ある日突然割れてしまうこともありますので、強化ガラスの寿命の兆候と、最適な交換時期を確認しておきましょう。

約30年

強化ガラスの寿命は、サッシや窓枠の素材などによっても異なりますが、約30年が寿命です。

寿命を迎えていなくても、ガラスがゆがんで窓の開け閉めが困難になったり、曇りや細かな傷が気になったりした場合は、早めに新しいガラスに交換することをおすすめします。

ガラスに落とせない曇りがある

ガラスの交換時期を知らせる兆候の1つが、ガラスの曇りです。

ガラスにお手入れしても落とせない曇りがあったら、交換が必要です。

雨やお手入れする際にガラスが水に濡れると、ガラスに含まれる成分が水に溶け出します。

ガラスの成分を含んだ水はアルカリ性となり、空気中の酸性ガスと化学反応を起こして、白っぽく曇ってしまうのです。

ホコリや砂が付着して曇っている場合は、お手入れすることで取り除けますが、白っぽい曇りがなかなか落とせない場合は、劣化していると考えられます。

ガラスが白っぽく曇る劣化は「ガラス焼け」と呼ばれるもので、高温多湿になりやすい浴室などでよく見られる症状です。

劣化が進んだガラスは割れやすいため、早めに専門の業者に交換を依頼しましょう。

ガラスのゆがみがある

ガラスの入った窓や扉が開け閉めしにくくなったり、カギがかかりにくくなったりした場合は、ガラスにゆがみが生じている合図です。

ガラスにゆがみが生じる原因は様々ですが、ガラスの端と日の当たる部分との温度差や、ゴムパッキンの劣化などが主な原因に挙げられます。

1日に何回も行う窓や扉の開け閉めがスムーズにできないと、ストレスが溜まってしまいますので、快適に過ごすためにも早めの交換が欠かせません。

細かな傷がある

ガラスに細かな傷が入っていると、わずかな衝撃や振動でも割れやすくなります。

また、傷やヒビ割れの隙間から雨水が入り込み、サビが発生してしまうと、ガラスが増々劣化してしまいます。

とくに、強化ガラスは小さな傷で割れる恐れがありますので、細かな傷に気付いた場合は、早めに交換しましょう。

まとめ

強化ガラスは強度が高いだけではなく、風圧や衝撃、熱にも耐性があることが特徴ですが、やはりガラスですので割れることがあります。

強化ガラスを長く安全に使用するには、お手入れの際にクレンザーを使わずに、保護シートを使用するなどの、割れない対策も必要です。

また、強化ガラスが割れてしまった場合は、お子様やペットはもちろん、片付ける方の安全を確保してから処理と応急処置を行い、専門の業者に強化ガラスの交換を依頼しましょう。

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※1 調査方法:インターネット調査、調査期間:2020年12月23日~25日、調査概要:住まい・暮らしのトラブル10社を対象としたサイト比較イメージ調査、調査対象:全国の20代~60代の男女1080名、アンケートモニター提供元:ゼネラルリサーチ

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