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2022年12月20日

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【ガラス修理業者】ガラスの値段が変動する要素を徹底解説!ガラス修理業者によって費用相場は変わる

ガラス交換は、選ぶガラス、サイズ、業者選びなどで費用が変動します。費用相場通り、もしくは費用相場よりも安くガラス交換するためには、ガラス交換の流れやポイントを把握しておく必要があります。また、費用だけでなく今回ご紹介するその他のポイントも抑えたうえで比較検討してください。

この記事の執筆者 津久井 勝

チェックボックス防犯設備士の資格所持

チェックボックスガラストラブル解決歴20年以上

チェックボックス住まいトラブル 累計対応実績14万件

チェックボックス住まいトラブル駆け付け解決サービスを行う会社を経営中

目次

ガラスを交換したいけど費用もわからないし不安が多い

作業服と電卓の写真

ガラスは身近な存在ですが、意外と交換の費用相場を知らないことも多いでしょう。一般家庭はもちろん、業務用の設備であってもガラスはそれほど頻繁に交換するものではないからです。そして、いざ割れてしまったり交換の必要性に迫られた際に、急な対応が必要になります。では、ガラス交換の費用相場はどの程度のものなのでしょうか。まず、ガラスのサイズや種類によって相場は変わってきます。そして、業者の選び方でも費用は変動してくるでしょう。損をしてしまったり、トラブルが発生したりすることを避けるためにも、以降で解説する内容をぜひご参考ください。

サイズや種類によって窓ガラスの値段は変動する

ガラス交換はサイズや種類で値段が変動します。しかしざっくりとした相場としては、2万円~3万円程度とされています。一般的なサイズ、ガラスであればこの程度の金額相場、と考えると良いでしょう。ガラス交換にかかる費用を大まかに分けると、ガラス自体の料金と、施工料金があります。施工料金はガラスの種類でそこまで変化が大きいわけではないので、ガラス自体の料金でガラス交換全体の料金が変わってくるということです。

そして、ガラス交換の費用を把握するためにはガラスの種類を知る必要があります。サイズに関しては単純に大きさに比例していくので、ガラスの種類と種類ごとの費用相場を把握すれば良いです。次項では、ガラスの種類ごとの費用と同時に、それぞれのメリット、デメリットもあわせてご紹介していきます。

ガラスの種類と交換するメリット・デメリット

ガラスの種類ごとの特徴や、それぞれのメリット・デメリットをご紹介します。コストもあわせてご紹介しますが、ガラスのサイズはすべて90cm×90cm、厚さ3mm~6mm想定としてご紹介します。料金幅が大きいガラスもありますが、これは同じ種類のガラスであっても機能性が大きく異なる場合があるからです。後述する業者選びでも料金は変動します。

「フロートガラス」 コスト面重視

フロートガラスの費用相場は、8,000円~17,000円程度です。フロートガラスはもっともシンプルな一般的なガラスです。透明ガラスと呼ばれる場合もありますが、特別な透明加工が施されているわけではありません。フロートガラスよりもより透明度の高い、高透過ガラスというものもあります。フロートガラスはオーソドックスで特別な加工がされていないので、コストが安いメリットがあります。

一方で、薄いものだと割れやすいデメリットがあります。フロートガラスの中でも薄いものを選べばよりコストを抑えられますが、コスト面を重視しすぎてガラスを薄くすると、割れてしまうリスクがあるということです。具体的には、フロートガラスだと5mm程度の厚みはないと割れやすいと言われます。

「くもりガラス」 お部屋が柔らかい雰囲気に

くもりガラスの費用相場は、14,000円~18,000円程度です。くもりガラスは表面がザラザラの加工になっていて、見た目としては半透明です。すりガラスと呼ばれることもあります。くもりガラスは名前の通り外から中が見えにくいという特徴があり、プライバシーを守れるのがメリットです。採光も確保しているので、光が中に入らないというわけではありません。

ただし、水に濡れると透けてしまう、透明性を確保したい場合はくもった見た目、といったデメリットがあります。フロートガラスと比較すると、やや価格が高い点もデメリットと言えます。とはいえくもりガラスよりもコストが高いガラスは複数あるので、全体的に見ればコストは低めです。

「型板ガラス」 汚れやすい場所を隠す

型板ガラスの費用相場は、8,000円~17,000円程度です。型板ガラスは表面にでこぼことした模様が付いていて、これによって光の乱反射が起こります。光が乱反射すると、内側が見えにくくなります。くもりガラスと類似していますが、くもりガラスよりは中は見えやすいです。そのため、コストはくもりガラスよりも低めです。またくもりガラスに比べると表面を掃除しやすいです。油で汚れやすいキッチンなどに使われる場合が多いです。

「網入りガラス」 割れた際の被害を最小限に抑える

網入りガラスの費用相場は、17,000円~25,000円程度です。網入りガラスは、ガラスの周りに網が付いています。網の目的は、ガラスが割れてしまった際に破片が飛散するのを防ぐことです。また網があるのでガラスが大破しにくいです。火災の際に炎の広がりを抑制できます。ただし見栄え以外のデメリットもあり、網が熱によって膨張し、ガラスにひびが入る場合があります。網入りガラスは、防火のために設置が義務付けられている場所に設置される場合が多いです。

「強化ガラス」割れる危険が高い場所

強化ガラスの費用相場は、20,000円~50,000円程度です。強化ガラスは名前の通り強化されていて、割れにくくなっています。具体的には、フロートガラスよりも3倍~4倍割れにくいとされます。また割れにくいだけでなく、万が一割れた際にも破片が粉々に砕け散り、安全性に配慮されています。フロートガラスなどは破片が鋭利なので、怪我をする可能性があります。

強化ガラスは割れにくさや安全面でメリットがありますが、フロートガラスなどと比較すると価格が高めです。割れるリスクがありそうな場所は強化ガラスを選び、リスクの低いところはフロートガラスにするのが良いでしょう。

「合わせガラス」 防犯性に優れている

合わせガラスの費用相場は、20,000円~70,000円程度です。合わせガラスは丈夫で柔らかい素材の特殊フィルムを2枚のガラスで挟み込み、3層構造になっています。3層構造になっているので、強化ガラスよりもさらに強度が上がっています。強化ガラスは一か所に強い衝撃を与えると割れることがありますが、合わせガラスはヒビが入る程度で済む場合が多いです。合わせガラスは車のフロントガラスに使われることが多いです。

他には、防犯性を高めたい場所には合わせガラスが合っているでしょう。デメリットとしては、やはりコストが高いということです。

「複層ガラス」 断熱性を高める

複層ガラスの費用相場は、30,000円~100,000円程度です。複層ガラスは2層のガラスからできています。合わせガラスはガラスとガラスの間にフィルムが入っていましたが、複層ガラスは空洞になっています。複層ガラスは断熱性に優れていて、冷暖房の効率を良くする、結露を防止する、といったメリットがあります。複層ガラスのデメリットとしては、費用が高額になることです。複層ガラスにもいろいろあるので、1枚のみを強化ガラスにするなどの方法でコスト削減が可能です。

ガラス以外の料金が変動する要素とは

ガラスの様子を確認している作業員の男性

ガラスの種類やサイズで料金が変動するということでしたが、他にも料金が変動する要素があります。具体的には、処分費用、出張や移動費、曜日や時間帯による違いなどが挙げられます。同じガラスなら料金を抑えた方が良いですが、料金面以外にも後述する業者選びのポイントがあります。ここではまず、料金が変動する要素に絞ってご紹介します。

処分費用

処分費用は業者によって変動する可能性があります。相場としては、産業廃棄物運搬業者が掲示している、12,000円~18,000円/㎡が平均相場です。自分で処分するガラスを環境管理センターに持ち込んだ場合、搬送費分の3,000円程度が安くなります。処分費用を最大限抑えたい場合、複数の業者に見積もりを出して比較検討するのが良いでしょう。ただし、料金だけでなくきちんと誠実に対応してくれる業者かどうかも確認した方が良いです。

出張、移動費

ガラスの購入時にも処分時にも、出張や移動費用がかかる場合があります。遠方の業者に依頼した場合、出張や移動費が高くなる場合が多いでしょう。また距離が同じであってもガラスのサイズが大きくなると費用が高くなる傾向があります。ガラスのサイズに関しては費用を抑えるのが難しい部分ですが、出張や移動費は抑えられるポイントです。距離が近い業者に依頼した方が費用は抑えられます。口コミの良い業者であっても距離が遠いと費用がかさむ可能性があるので、多少口コミが劣っていても距離の近い業者を選ぶ、といった対応が必要になる場合もあるでしょう。

曜日や時間帯による

業者によっては、作業時間で料金が変動します。具体的には、日曜祝日、夜間早朝などは料金がプラスされる場合があります。緊急時は仕方がないのですが、そうでない場合は料金が安い日時を選ぶか、もしくは料金の変動がない業者を選ぶのが良いでしょう。ただし、料金が変動する業者は安いタイミングで依頼が集中している可能性があります。その場合予約が取れず、スケジュールが先延ばしになってしまう可能性が高いです。料金変動がある業者を選びたい場合、依頼の集中を考慮し、早めに予約する必要があります。

ガラス交換業者を選ぶ時のポイント

設置したいガラスが決まったら、ガラス交換業者を選ぶ必要があります。以下にガラス交換業者を選ぶポイントや、選ぶ際の注意点を解説していきます。単純な料金比較だけでなく、そもそもその料金は明確なのか、トラブルを避けられるようなサービスが充実しているのか、といった点を比較する必要があります。

専門業者か

ガラスを扱っている業者には、ガラス専門の業者もあれば、いろいろな材料を扱っている業者もあります。専門業者でなければならないわけではありませんが、クオリティにこだわりたい場合や、もしくは大量発注をして安くコストを抑えたい場合などは専門業者の方が合っている可能性があります。逆に一般家庭用で少量のガラスを購入したいだけの場合、専門業者ではなくホームセンターのように幅広い材料を扱っているような業者の方が利便性が高いかもしれません。専門業者でなければならないのではなく、状況に合わせて一長一短あるということです。

料金設定は明確か

ガラスの料金設定は業者が自由に決めています。そのため、料金設定が明確な業者もあれば、不明瞭な業者もあるでしょう。料金設定が不明瞭な業者は、後から追加で費用を取られる心配などがあります。料金表には記載されていないが出張料金や見積もり料金が別途かかる、その他オプションが自動的に発生する、といったことが考えられます。その点あらかじめすべての料金を明記している業者であれば、追加費用が発生しないので安心です。ホームページなどを見ても確実にわからない場合、電話で問い合わせてみた方がいいかもしれません。

複数社から見積もりをとる

コストパフォーマンスを重要視する場合は特に、複数社から見積もりを取った方がいいでしょう。理由は単純で、よりコストの安い業者を探せるからです。ただしすべての業者から見積もりを取るのは現実的ではないので、事前にわかる情報からコストを安く抑えられそうな業者を複数選定し、それらの業者の見積もりを取るということです。ホームページの情報だけですべてを決定するのではなく、ホームページの情報から業者を絞り込み、最終的に見積もり比較で業者を決定する流れです。

保証・アフターサービスはあるか

ガラスを購入する際には、保証・アフターサービスも重要な要素です。どのくらいの期間無料で修理対応してくれるのか、設置などに関してトラブルが発生した際にどこまで対応してくれるのか、といったポイントで比較する必要があります。保証・アフターサービスが充実している業者もあれば、設置したら終わりの業者もあるでしょう。料金面と保証・アフターサービスは天秤にかける必要があり、たとえば安くても保証・アフターサービスがないとトラブルにつながる可能性があります。ただし、料金が高ければ保証・アフターサービスが充実しているとは限りません。そのため、料金比較だけでなくサポート内容もそれぞれ確認する必要があります。ホームページの情報だけでは不明点がある場合、電話で確認した方がいいでしょう。

まとめ

ガラス交換は専門業者に頼るのがいいですが、中には「高額な請求をされた」などトラブルもあるようです。トラブルにならないためにも業者選びが大切です。特に料金面でのトラブルを避けるためには、ホームページの情報だけでなく、相見積もりを取って比較してみることや、電話で確認する必要があります。見積もり段階で、まだ確定ではないから料金が変動する可能性がある、実際に施工してみなければわからない、と言われる可能性もあります。

しかし、施工後に料金が確定するような状況は危険と言えるでしょう。見積もりの段階でしっかり料金を確定させてくれる業者や、施工前にすべての料金を明確にしてくれる業者の方が良いです。施工内容に関しても、事前に明確になっている方が好ましいでしょう。単純な料金比較だけでなく、どこまで明確になっているか、保証・アフターサービスがどのくらい充実しているのかも重要になります。ぜひ参考にしてください。

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※1 調査方法:インターネット調査、調査期間:2020年12月23日~25日、調査概要:住まい・暮らしのトラブル10社を対象としたサイト比較イメージ調査、調査対象:全国の20代~60代の男女1080名、アンケートモニター提供元:ゼネラルリサーチ

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