2023年1月27日
2023年1月27日
窓ガラスが割れてしまった際、ガラス業者に依頼することになります。しかし、どのような業者を選ぶべきか迷う人も多いはずです。そこで当記事では、窓ガラスの修理・交換を依頼する業者選びのポイントを解説します。
防犯設備士の資格所持
ガラストラブル解決歴20年以上
住まいトラブル 累計対応実績14万件
住まいトラブル駆け付け解決サービスを行う会社を経営中
突発的なトラブルで窓ガラスにヒビが入ったり、割れてしまうことがあるかもしれません。そのような時は、窓ガラスの交換・修理を業者に依頼することになります。
多くの人はインターネットやチラシなどを参考にして業者を選ぶと思いますが、業者であれば作業内容や費用が同じというわけではありません。
業者によっては一部の作業を無料にしているなど、他の業者よりも低価格で交換や修理をしてもらえる可能性もあります。
ただし、窓ガラスの交換や修理を専門に行なっていなかったり、相場を知らない人に多額の費用を請求する業者もいるため注意が必要です。
そこで当記事では、窓ガラスの交換・修理を業者に依頼する際のポイントを解説します。
ガラス業者に窓ガラスの交換・修理をする際は、何を基準にして値段が決まるのかを把握しておくことで、大まかな値段を算出できます。
業者の中には他の業者よりも多額の料金を請求するケースもゼロではありません。あらかじめガラス業者への依頼料を把握しておくことで、必要以上の料金を支払うといったトラブルを回避できます。自分の実を守るためにも、ガラス業者に依頼する際の相場を覚えておく必要があります。
以下では業者に交換や修理を依頼した場合の「値段の決まり方」「費用の内訳」「ガラス修理・交換の相場」を解説します。
業者に窓ガラスの交換・修理を依頼した場合、次の条件に合わせて値段が決められています。
・窓ガラスの種類
窓ガラスには、一般的に使われている「フロートガラス」の他に、ガラスの中に金属のワイヤーが入っている「網ガラス」や衝撃に強い「強化ガラス」など様々な種類があります。
フロートガラスが最も安価で、性能が高くなるにつれて交換・修理にかかる費用も高額になります。
・窓ガラスのサイズや厚み
窓ガラスのサイズが大きく厚みがあれば、交換や修理にかかる費用も高くなります。例えば、同じフロートガラスを使った窓でも、一般的な窓のサイズである「90cm×90cm」よりもベランダの窓に使われる「90cm×180cm」の方が高額になります。
・窓ガラスの枚数
窓ガラスの種類やサイズに加えて、修理・交換する窓ガラスの枚数も費用の多寡に関わってきます。枚数が多ければ、それだけ費用も多くかかります。
・追加料金
早朝や深夜など、時間外に作業を依頼したり、特別な工事が必要となるケースでは、追加料金が発生することがあります。
窓ガラスの修理・交換にかかる費用の内訳は以下の通りです。
・ガラス本体の費用
・作業にかかる施工費用
・シリコン代
・副資材費
・出張費用
・廃棄費用
窓ガラスの修理・交換にかかる費用の大半は「ガラス本体の費用」と「作業にかかる施工費用」の2つです。これらに加えて資材費、シリコン代、古いガラスの廃棄費用などがかかります。
業者によってはシリコン代や古いガラスの廃棄費用を無料にしているケースもあるため、事前に確認しておくといいでしょう。
ガラスの種類、サイズ、厚さなどで費用は大きく変わるため、一概に「費用の相場はこれくらいです」とは言えません。ですが、フロートガラス1枚にかかる費用をひとつの目安にできます。
フロートガラスの本体費用と施工料込で、およそ20,000円ほどになります。これを基本として「ガラスの種類」「サイズや厚み」「枚数」などで費用が決まります。
さらに施工方法やサッシの種類などでも費用が増減するため、実際に窓ガラスの状況をチェックしてからでなければ正確な費用を算出できません。
そこで、業者に依頼する際は見積もりを出してもらいましょう。最初に作業内容や費用を明確にすることで、どの程度の費用がかかるのかを把握できます。
ガラス業者に交換や修理を依頼する際に、料金以外に気になるのが作業の時間ではないでしょうか。あまり長くかかるようだと、自分の時間が作れないかもと心配する人も多いはずです。ガラスの交換にかかる時間がわからないと、その後の予定を組むのも難しくなってしまいます。
そこで以下では「戸建て」「マンション」「室内木製建具」で、それぞれ作業にかかる時間を解説します。
戸建ての窓ガラスの交換・修理にかかる時間は、およそ1時間から2時間ほどを目安にすると良いでしょう。1階の窓であれば作業もしやすいため短時間で終わりますが、2階以上になると、窓ガラスや資材などを搬入するのに時間がかかるため、2時間はかかってしまいます。
マンションの窓ガラスの交換・修理には、1時間30分から3時間が目安となります。作業の時間に幅があるのは、ガラスをサッシに固定するのに時間がかかるためです。
窓ガラスをサッシに取り付ける際、ガラスを固定するために「ゴムパッキン」や「コーキング」が使われています。ゴムパッキンの場合はサッシに取り付けるだけなので短時間ですみますが、コーキングは接着剤のようなもので、乾くまでに1時間ほど必要になります。
木製建具とは、部屋と部屋を仕切るドアや引き戸などの建具を、木材で作られているものを言います。室内木製建具にはめ込まれているガラスを修理・交換する場合、2時間から3時間ほどを目安にしましょう。
木製建具の修理や交換で最も時間を必要とするのが、割れて飛散したガラスの撤去です。目に見えない細かいガラスまで撤去することになるため時間がかかります。
窓ガラスの修理・交換を業者に依頼する際に、火災保険に加入していると保険が適用される場合があります。火災保険が適用されるのは、以下のようなケースが当てはまります。
・風災補償
・盗難補償
・突発的な事故
・その他
以下では火災保険が適用される条件を解説します。
風災とは、台風や突風、強風による被害のことを言います。例えば台風の風で飛ばされた物が窓にぶつかってガラスを割ったり、ヒビが入ってしまうことがあります。このような場合に風災補償を受けられます。火災保険では風災、雹災、雪災の3つがまとめて扱われています。
台風が多い地域、豪雪地帯に住んでいるなど、風災や雪災が起こる可能性が高いのであれば、火災保険に加入しておくことをおすすめします。
ただし、火災保険では「建物のみ」「家財のみ」「建物と家財」の3タイプからの選択性になっています。「建物のみで」は家自体の補償しかされず、「家財のみ」では家電や家具しか補償されません。
空き巣などに窓ガラスを割られた場合も、盗難補償を受けることが可能です。空き巣が侵入するのは玄関だけとは限りません。実は空き巣の侵入経路で多いのが「無締り」と「ガラス破り」と言われています。つまり鍵の施錠がされていない玄関や、防犯性の低い窓ガラスを破って侵入します。
特に窓ガラスは割れやすいフロートガラスを使っていることがほとんどです。窓に鍵がかかっていたとしても、腕が入るスペースだけ割れば侵入されてしまいます。
盗難補償は、盗まれた金品の補償だけでなく、侵入経路として割られてしまった窓ガラスの修理や交換にも適用されます。
ただし、盗難補償も「建物のみ」「家財のみ」「建物と家財療法」から選択できます。窓ガラスの修理・交換は「建物のみ」か「建物と家財両方」を選んでいる場合に補償が受けられます。
自宅に高価な金品がある、もしくは一定以上の資産を保有しているのであれば、火災保険への加入をおすすめします。
参考:スマイル防犯110番|手口で見る侵入犯罪の脅威
突発的な事故が発生した際にも、火災保険が適用されます。突発的な事故とは、主に以下のような例が挙げられます。
・掃除中に誤ってガラス戸を割ってしまった
・タンスを運んでいる最中にベランダの窓ガラスにぶつけた
このように、突発的な事故で窓ガラスが割れた時に補償されます。子供が遊んでいる最中に、うっかり窓ガラスにヒビを入れたり割ってしまった場合にも適用されているため、小さな子供がいる場合に嬉しい補償と言えます。
ただし、突発事故だったとしても、次のようなケースでは火災保険は適用されません。
・経年劣化による窓ガラスの破損
・故意に窓ガラスを割った
・破損の度合いが小さい
風災や盗難、突発的な事故の他にも、物体の落下・飛来・衝突にも保険が適用されます。例えば石やボールが投げ込まれて窓ガラスが割れてしまったり、鳥が窓にぶつかって来たときなどがあたります。
また、窓ガラスが「熱割れ」した場合も火災保険で補償されます。熱割れとは、温度差によってガラスが自然に割れてしまう現象を言います。例えば、直射日光で窓ガラスの真ん中は温められているのに端は冷たいままになっていると、膨張などの力が加わりガラスにヒビ割れが起きてしまいます。火災保険の「突発的な事故」に加入している場合、熱割れも保険が適用されます。
窓ガラスの修理・交換を業者に選ぶ際は、業者選びは慎重に行いましょう。実績があり、信頼できる窓ガラス専門の業者がいる反面、実績もなく知識や経験が乏しい業者もいます。中にはまともに作業ができていないのに、他の業者よりも多額の費用を請求する悪徳業者も存在しています。
窓ガラス修理業者を選ぶ際は、最後までしっかりと作業をしてもらうためにも、優良な業者を選ぶことが肝心です。
そこで、業者を選ぶ際は、次のポイントを押さえておきましょう。
・見積もりの詳細さ
・保証の有無・内容
・対応の素早さ・丁寧さ
以下では、信頼できる優良なガラス専門業者を選ぶ際のポイントを解説します。
窓ガラスの修理・交換を依頼する際は、必ず見積もりを取るようにしてください。見積書の内容をチェックすることで、作業内容や費用がどれくらいかかるかを把握できます。
信頼できる業者であれば、作業内容を細かく記載してくれるため後になって追加料金を請求されることはほぼありません。ですが、実績がなく信頼性の低い業者の場合、見積書にガラス代金のみしか記載していないケースもあります。見積もりの請求内容が不明瞭な業者に依頼すると、作業が終わったあとで追加費用を請求される恐れがあります。
信頼できる業者なのか、どのような作業を行うのか、作業にかかる費用を知るためにも、業者に依頼する前に見積もりを取りましょう。
また、業者は1社に絞るのではなく複数の業者を探しておきましょう。各業者から見積もりを出してもらい、サービスの内容や価格を比較して、納得できる業者を選ぶことをおすすめします。
業者を選ぶ際は、アフターフォローなどの保証があるかを確認しておきましょう。保証がない業者に依頼してしまうと、トラブルが起きても有料での対応になる可能性があります。
優良な業者であれば、作業もきっちりと行うため作業後にトラブルがおきることはめったにありません。ですが、万が一トラブルが起きた際に、保証があれば無償で対応してもらえます。
業者を料金の安さだけで選ぶのではなく、アフターフォローなどの保証がついているかどうかもしっかりと確認してから依頼しましょう。
窓ガラスが割れてしまうと、室内に雨風が侵入してしまいます。
また、窓ガラスが割れたままでは、空き巣の被害に遭うなど防犯面でも不安に感じてしまうでしょう。このような状況では、一刻も早くガラスの修理や交換をして欲しいはずです。
しかし、依頼したのが対応の遅い業者だった場合、作業に取り掛かるまでに日数がかかってしまう恐れがあります。その間「いつになったらガラスを交換してくれるのだろう」と、不安な気持ちを抱えたまま生活することになるかもしれません。
その点、対応の素早く丁寧な作業をしてくれる業者であれば、依頼した当日にガラスを交換・修理してもらえるため安心して任せられます。窓ガラスの修理や交換を依頼する際は、深夜や早朝でも対応してもらえるか、業者と自宅の距離が近くすぐに駆けつけてもらえるかなどをチェックしましょう。
当記事では、窓ガラスが割れた時に、どのような業者に依頼するべきかを解説しました。窓ガラスの専門業者といっても、信頼できる優良な業者から悪徳業者まで様々です。
確実に窓ガラスの修理や交換をしてもらうためにも、今回ご紹介したポイントを参考にして、優良な業者を選びましょう。
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