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2023年3月24日

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【防火ガラス】防火ガラスの特徴や他のガラスとの違いを解説!

マンションなどに住んでいる方は、共用通路に網入りのガラスが使われているのを目にしたことがあるかもしれません。この網入りのガラスは防犯のために網が入っているのではなく、実は防火用に設置された防火ガラスなのです。防火ガラスは集合住宅のほか、店舗などのエントランスなどにもよく使用されています。
本記事では、防火ガラスの特徴や他のガラスとの違いについて解説します。

この記事の執筆者 津久井 勝

チェックボックス防犯設備士の資格所持

チェックボックスガラストラブル解決歴20年以上

チェックボックス住まいトラブル 累計対応実績14万件

チェックボックス住まいトラブル駆け付け解決サービスを行う会社を経営中

目次

防火ガラスとは

家ブロックの中央に消火器が置かれている画像

防火ガラスとは、防火基準を満たしているガラスを指します。防火基準とは、具体的には「火災時に20分以上加熱面以外の面に火炎を出さないもの」という内容で、建築基準法の中で技術的標準として定められています。
「加熱面以外の面に火炎を出す」という表現がピンとこない方もいるかもしれません。通常のガラス板は火災の炎がガラスの一部を熱すると、熱が伝わった部分が膨張してガラスが割れることがあります。そうすると加熱された面の内側などに火炎が侵入し、延焼などを起こす危険性があります。
防火ガラスは熱膨張性が低く高温に耐えることができるため、加熱されている面で炎を食い止め、他に燃え広がらないようにする効果があります。
防火ガラスは、防火地域、準防火地域や防火設備の導入が定められた場所で、防火設備のひとつとして使用することができます。住居の場合は、たとえば駅前の繁華街などの建物密集地や幹線道路沿いが防火地域、準防火地域になることがあります。そのような場所では、延焼を引き起こす可能性のある窓に防火ガラスが必要となります。

防火ガラスの交換費用相場

防火ガラスには網入りガラス、耐火ガラス(耐熱強化ガラス)などの種類があり、サイズや厚みによって費用相場が変わります。防火ガラスの種類ごとに、特徴と相場を見ていきましょう。

網入りガラス

網入りガラスはその名の通り、金網(ワイヤー)が内部に入っているガラスのことです。火災時に破損した場合も金網がガラスの破片の飛散や脱落を防いでくれるため、火がガラスの向こう側に到達できないような仕組みになっています。
一般的な厚みである6.8mmの網入りガラスの場合、交換にかかる費用は35,000円~50,000円程度です。ただし、交換する季節やガラスのメーカー、業者によっても費用は異なるため、あくまで参考程度にとどめてください。

耐火ガラス

耐火ガラス(耐熱強化ガラス)は、ガラスに特殊な加工を施しており、熱で割れにくい性質を持っているガラスのことです。
耐火ガラスで厚みが5.0mmのものは、交換にかかる費用がおよそ35,000円~50,000円程度です。こちらもメーカーや施工業者などによって差があるので、目安として参照してください。

耐火ガラスの原理

耐火ガラスはどういう仕組みで高温に耐えることができるのでしょうか。耐火ガラスが通常のガラスと何が異なるのか、どのような仕組みで高温に耐えられるようになっているのかについて、もう少し詳しく見てみましょう。

ガラスが割れる原因

ガラスが割れる原因には大きく2種類あり、強い衝撃が加わった場合と急激な温度変化にさらされた場合のどちらかになります。後者の急激な温度変化のことを「熱衝撃」とも呼びますが、熱衝撃に強いガラスとして開発されたのが耐火ガラスというわけです。
熱衝撃はガラスの熱伝導率が低いことと関連して起こる現象です。炎がガラスの一部を熱すると、熱が伝わった部分のみが膨張します。板ガラスの片面が膨張しても反対側の面には伝わりにくいため、片方の面だけが伸びていき、やがて耐えきれなくなって割れるという原理です。熱衝撃に強いガラスを作るには、熱伝導率を大きくするか、熱膨張率を小さくするかしかありません。製品改良で改善できるのは熱膨張率の方のみなので、熱膨張率を小さくする工夫をしながら、各メーカーは耐火ガラスを開発しています。

熱膨張率を小さくする

一口に熱膨張率を下げるといっても、どのようなことが行われているかピンとこないかもしれません。メーカーや耐火ガラスのシリーズによってさまざまですが、基本的には熱を加えると体積が小さくなるホウ素という物質を加えて膨張を抑えたり、膨張率の低い二酸化ケイ素でできた石英ガラスを使用したりしています。さらに、表面上に強化処理を施すなどの工程を経て、熱膨張率が低く耐火性の高いガラスを製造しています。

耐火ガラスのメリット

火災時の延焼や類焼を防ぐためには、耐火ガラスと網入りガラスのどちらが適しているのでしょうか?
こちらでは耐火ガラスを使用すると、どのようなメリットがあるかを見てみましょう。

延焼を抑える

耐火ガラスは延焼を防ぐ効果が高いとされています。火災の際には窓ガラスが割れるか割れないかが非常に重要だと言われますが、それは一度割れてしまうと外部の空気が一気に流れ込み、火の勢いが強まってしまうからです。延焼を防ぐためには、極力割れずに空気を遮断してくれるガラスの方が適しているといえます。
耐火ガラスは通常のガラスや網入りガラスに比べて割れにくく、火災現場で空気を遮断するのに効果を発揮します。延焼を防ぎたい場所、たとえば飲食店の厨房周りや繁華街などで使用されているのはこのためです。

割れても破片が飛び散らない

コップが割れて飛散しているガラスの破片の画像

耐火ガラスは強度が普通のガラスの約6倍もある上、割れても大きい破片やとがった破片を生じないため、避難等を行う際の安全も確保することができます。割れても小さな粒状になり、破片に触れてもけがをしないため、高所から脱落してくるガラスも心配することはありません。耐火ガラスの優れた面といえます。

網入りガラスのデメリット

一方、網入りガラスを使用していると、火災時に思わぬ不具合を生じる可能性もあります。こちらでは網入りガラスがデメリットをもたらす可能性をご紹介します。

錆割れ

網入りガラスは金属の網(ワイヤー)が内部に入っていると解説しましたが、この金属網自体も、長年使っているとサビを生じます。一見すると金属の網はガラスの内部に封じ込められているように見えますが、端部分はアルミサッシのゴム内でむき出しの状態になっています。ゴムパッキンに結露水や雨水が溜まることで、この端部分が腐食し、錆割れという現象が起きてしまうという仕組みです。 サビが起こった部分が膨張するとガラスを押し広げていき、やがて割れてしまうので注意が必要です。金属を含む網入りガラスでは完全には防ぐことができないといえます。

熱割れ

同じく金属部分が膨張するという点では似ていますが、網入りガラスでは熱割れという現象も起こり得ます。ガラスに太陽熱があたった場合に、ガラスと金属部分との熱膨張率が異なるためにヒビが入ってしまうという現象です。こちらも網入りガラスでは避けられない現象であるといえます。

対策

錆割れも熱割れも対策を行えば、一時的に防ぐことは可能です。
錆割れの場合は、結露水や雨水が溜まらないよう、サッシ部分や窓に結露防止対策を行うことである程度回避が可能です。また、それでも完全に防止することはできないので、窓枠のパッキン部分に水滴がつくたびにこまめに拭くようにしましょう。

熱割れについても、直射日光があたる場所に網入りガラスを使用することを避ける、冷暖房の風が直接当たらないようにするなど、使い方によって回避できる側面はあります。ガラスに熱をこもらせないような工夫をすると、多少改善するでしょう。

しかし性質の異なる2種類の素材を組み合わせて作っている関係上、網入りガラスはどうしても割れが生じやすい商品であることは間違いありません。長年使用していると、火災以外の原因でも割れてしまう可能性があることは、心に留めておいた方が良いでしょう。

ちなみに、賃貸物件で網入りガラスが熱割れや錆割れで割れた場合は、修理費用は貸主側の負担になることが多いです。国土交通省の「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」にも記載がありますが、自然に発生した網入りガラスの亀裂については、賃借人が通常の使い方をしても発生すると見なされます。ただし、破損しても放置して使い続け破損部分が拡大してしまったなどの場合は、借主側も責任を問われる可能性があります。いずれにしてもヒビが入った状態で置いておくと空き巣にも狙われやすくなるので、賃貸物件で網入りガラスの熱割れや錆割れが起きたら、管理会社や大家さんなどへ速やかに連絡した方がよいでしょう。

耐火強化ガラスがオススメ

ここまで耐火ガラスと網入りガラスについて見てきましたが、防火のために使用するガラスとしては、耐火強化ガラスの方がよりおすすめです。その理由について、詳しく見ていきましょう。

視界を遮らない

網入りガラスの難点は、ガラスの内部に入っている金網によって視界が遮られることです。住宅はもちろん、店舗などのショーウインドウなどで使用すると景観も損なわれるため、あまり好まれていません。その点耐火強化ガラスは金属網がないためすっきりクリアにガラスの向こう側を見通せます。防火性能と同時に見た目も重視したい場所には、耐火強化ガラスを採用した方がよいでしょう。

熱割れが起きにくい

「熱割れ」の項でもご紹介しましたが、網入りガラスはガラスと金属網という2種類の素材を組み合わせているため、境目の所で熱割れや錆割れなどの不具合を起こしやすい製品です。その点耐火強化ガラスであればそういった不具合が起こりにくいため、比較的長期の使用にも耐えられるでしょう。

コスパがいい

初期コストは網入りガラスよりも耐火強化ガラスの方が高価になりますが、錆割れや熱割れの心配はほとんどありません。網入りガラスよりも使用し続けられる期間は長くなるため、トータルでコストは低く抑えられるといえるでしょう。

耐衝撃強度が高い

耐火強化ガラスは衝撃に強く、一般的な透明ガラスの約6倍、強化ガラスの約2倍の強度があり、新幹線にも使用されるほど頑丈です。安全性の高さの面でも、耐熱強化ガラスの方が網入りガラスよりも優れているといえます。強度と耐熱性の両方が必要になる場合は、耐熱強化ガラスを利用すると良いでしょう。

ガラス修理業者を選ぶ際のポイント

ガラス窓を持っている画像

現在使用しているガラスを防火ガラスに変えたい場合は、業者に依頼する必要があります。こちらでは、ガラス交換の際の業者選びのポイントについて解説します。

専門業者か

ガラス業者といってもいろいろな業者が存在し、株式上場しているような大きい会社から街中のガラス屋さんまでさまざまです。ガラス専門の業者ばかりという訳ではなく、中にはガラス以外の素材も扱う業者もいます。一長一短ありますが、家じゅうのガラスをすべて入れ替えたいというような大量発注を行いたいときや、クオリティを重視する場合は、ガラス専門業者かどうかにこだわっても良いかもしれません。

料金設定は明確か

ガラス交換でもっともトラブルが起きやすいのは、料金設定に関する点です。ガラスの料金は業者が自由に設定しているため、業者によってはすべての料金を明記せずに追加費用を後から徴収するというケースもあります。電話の受付時に聞いた料金と実際に訪問を受けた時の料金とでかなり差があり、悲しい思いをしたというのはよく聞く話です。交換作業のための訪問時や交換作業後に不満を抱かなくて済むよう、あらかじめ料金設定について明確にしている業者を選びましょう。

複数社から見積もりをとる

ガラスの交換は業者によって費用が異なるので、コストを重視する場合は複数社から見積もりを取るようにしましょう。公式ホームページなどの情報や口コミサイトの内容などを参考にしながら数社に絞り込み、見積もり依頼を出した上で内容を比較します。ガラスは特に費用相場がわかりにくい商品ですので、複数社の見積もりを比較すると安心です。

保証・アフターサービスはあるか

設置後に万一不具合があった場合に備えて、保証・アフターサービスがあるかどうかも確認しておきましょう。中には設置後の不具合の対応は別料金、というような業者もあるため、あらかじめ見積もり段階で確認しておき、見積もり料金とともにサービス内容も比較するようにします。保証やアフターサービスの詳しい内容については、公式ホームページなどに記載されていないことが多いため、直接問い合わせると安心でしょう。

まとめ

本記事では防火ガラスの特徴や他のガラスとの違い、ガラス交換業者の選定ポイントなどについて解説しました。火災は起きて欲しくないものですが、万一起きた際にも安全を確保したいものです。特に防火地域、準防火地域に指定されているような地域では防火ガラスの設置が義務となっており、防火ガラスの特徴や設置方法を必ず押さえておかなければいけません。本記事の内容を参考にして、火災時でも安全が守れるような住環境を手に入れてくださいね。

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※1 調査方法:インターネット調査、調査期間:2020年12月23日~25日、調査概要:住まい・暮らしのトラブル10社を対象としたサイト比較イメージ調査、調査対象:全国の20代~60代の男女1080名、アンケートモニター提供元:ゼネラルリサーチ

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