金庫の鍵を開ける方法とは？鍵開け業者を選ぶ方法や費用相場をご紹介

「中に貴重品が入っているのに開かなくなってしまった」「すぐ取りたいのに急に開かなくなってしまった」など、金庫が開かなくなってしまって困ってしまったことはありませんか？
今回はそんな開かなくなってしまった金庫の開け方を紹介していきます。タイプ別の開かなくなる原因と開け方、鍵開け業者を呼ぶときの方法や費用相場など解説していきます。

目次

金庫が開かなくなる原因と開け方【ダイヤル式金庫編】

まず初めはダイヤル式タイプの金庫が開かなくなる原因と開け方について見ていきましょう。
ダイヤル式とは、扉に丸いダイヤルが付いていてそれを回して番号を合わせる昔からあるお馴染みの金庫です。

ダイヤル式金庫が開かなくなる原因

原因①：「番号を忘れた」「元々わからない」
「番号を控えていたメモをなくしてしまった」、「昔からある金庫で、だれも開け方がわからない」などの理由で番号がわからず、開けられなくなってしまいます。

原因②：「番号の合わせ間違い」
ダイヤルをしっかり合わせたつもりでも実は合っていなかったなんてこともあります。
ちょっとした振動でもダイヤルは動いてしまいます。回し方、番号はあっているはずなのに金庫が開かないというときは、振動でダイヤルが動いて微妙にずれてしまっている可能性があります。

原因③：「故障」「詰め込み過ぎ」
内部の金属部品が経年劣化により傷んでしまい、正常に作動せず番号を合わせても開かないことがあります。
また「詰め込みすぎ」によって内側から扉に圧が掛かり、鍵の部分に引っかかって回せなくなるということがあります。

ダイヤル式金庫の開け方

■番号を忘れてしまった、わからない時の開け方
この時は番号の書いたメモをもう一度探す、以前使っていた人に番号を聞く、しらみつぶしにダイヤルを回す、など自分でできる対応はそういったものになります。
それでも開かないときは鍵屋さんに解錠を依頼しましょう。

■合わせ間違いの時の開け方
慌てずゆっくり確認しながら番号を合わせていきましょう。
ダイヤルがリセットされていないというのもありますのでダイヤルロックリセット（右に4回転以上回して0に合わせる）をしてからもう一度チャレンジして見ましょう

■故障した時の開け方
金庫の使用年数はだいたい20年が目安と言われています。製造からそれぐらい経過している金庫は新しいものに交換していきましょう。
20年経たずともダイヤルに違和感を感じたときは早めの交換をオススメします。

金庫が開かなくなる原因と開け方【テンキー式金庫編】

では続いてテンキー式金庫の開かなくなる主な原因と開け方について見ていきましょう。
テンキー式とは、扉にあるアルファベットや数字のボタンを押して開けるタイプの金庫です。

テンキー式金庫が開かなくなる原因

原因①：電池切れ
テンキー式の金庫が開かないほとんどの原因がこの電池切れです。
いつも使っているテンキーが急に全く反応しなくなったり、ボタンを押しても音がしない、画面がつかないなどの症状がみられた時は電池の消耗や寿命を疑いましょう。

原因②：暗証番号のリセット
金庫の種類によって異なりますが、電池切れしてからある一定時間が過ぎると変更した暗唱番号がリセットされてしまうことがあります。そうなると変更前の初期の暗証番号にリセットされてしまうので、普段使っていた変更後の暗証番号では開かなくなってしまいます。

原因③：誤操作によるロック
暗証番号の入力を複数回続けてミスをすると防犯上の対策としてロックが掛かってしまうことがあります。

テンキー式金庫の開け方

■電池切れの時の開け方
電池交換を速やか行ってください。金庫のタイプによって外から変えるものと、中から変えるものがあります。
中から変えるタイプのものは閉じた状態で電池切れを起こしてしまうと開けられなくなってしまいます。事前に確認して定期的に電池交換を行っていきましょう。
もし開けられなくなってしまったときは、鍵屋さんに解錠を依頼しましょう。

■暗証番号がリセットされた時の開け方
購入時に設定されていた初期の暗証番号を入力してください。初期の暗証番号は取扱説明書やメーカーのホームページで確認できます。
開錠後は再び普段使っていた暗証番号に再設定しましょう。

■誤操作によるロックが掛かった時の開け方
一度ロックが掛かってしまうと一定時間経過してからでないと開錠することができません。
少し時間をおいてロックが解除されてから暗証番号を入力しましょう。

金庫が開かなくなる原因と開け方【指紋認証式金庫編】

スマートフォンなどにもついている指紋認証式金庫の開かなくなる原因と開け方を解説していきます。

登録した指紋をセンサーで認識して開錠する金庫です。
防犯性も高くキーレスでとても便利ですが、精密な分不具合も多く発生します。

指紋認証式金庫が開かなくなる原因

原因①：汚れ
高精度なセンサーで指紋を読み取るので、指先やパネルが汚れているとうまく読み取れないといったケースがあります。

原因②：傷
登録してある指紋の指先に傷がついていたりすると指紋が認証できなくなることがあります。

原因③：指先に水分、油分がついている
指先に水分がついていたり、油分が多い、乾燥しているなどの状態だと、汚れと同様に指紋をうまく認識しないことがあります。

指紋認証式金庫の開け方

■汚れている時の開け方
汚れ、水分、油分などで認識しないときは、指先、認証パネル、両方の汚れをしっかりふき取ってから読み取らせるようにしましょう。

■傷がある時の開け方
複数の指を登録してある場合には他の登録してある指で解錠しましょう。
していない場合にはスライドさせるのを少し遅くしたり、押し付ける力を弱くしたりと、認証操作の方法も変えてみるとエラーが解消される場合があります。

金庫が開かなくなる原因と開け方【マグネット式金庫編】

最後はマグネット式金庫の開かなくなる原因と開け方です。
マグネット式は鍵の磁力で開錠するタイプで、電池切れの心配もなく防犯性の高い金庫です。

マグネット式金庫が開かなくなる原因

マグネット式金庫の開かなくなる原因は磁力の低下が考えられます。
経年劣化や高温による場合が多いようです。

マグネット式金庫編の開け方

ネオジム磁石などの強力な磁石をマグネットキーにくっつけて磁力を回復させると開けられるようになることがあります。
ただ、完全に劣化してしまっているとこの方法でも磁力は戻らない可能性が高いので注意してください。

金庫の鍵開け業者を選ぶポイントと費用相場

ここまでいろいろなタイプの金庫の開け方について説明してきましたが、自分ではどうにもならない時は業者さんに開錠の依頼をしなくてはなりません。

しかし依頼をする際に何をポイントに業者さんを選べばよいのか、また費用はどれくらいかかるのか、非常に気になりますよね。
ここでは業者に金庫の鍵開けを依頼する時に抑えておきたいポイントと、費用料金の相場について紹介していきます。

金庫の鍵開け業者の選び方

大事なものをしまっておく金庫の鍵開けとなると、信頼できる業者にお願いしたいですよね。その見極めとして3つのポイントを確認しましょう。
1つ目は鍵開けの資格を持っているか、2つ目は実績があるか、3つ目は現認してから金額提示するかです。

鍵開けの資格は、「防災設備士」や、「1級鍵開け技師」などがあります。資格をもつ技師さんがいるとやはり安心ですよね。
さらにこれまでの実績があれば多くの人が利用されているということで、信頼できる業者といえるでしょう。
金庫のタイプや状況で金額は変化します。一律の値段や現認せずに値段を決めるような業者は疑ったほうがよいかもしれません。

金庫の鍵開け業者の費用相場

次に鍵開けの費用相場について見ていきましょう。金庫の鍵開け料金は業者、金庫のタイプ、状況などのよって金額は大きく変化します。
依頼するときは、3社程度見積もりを取って比較するようにしましょう。目安としていくつか紹介していきます。

・鍵の紛失…10,000円～15,000円
・テンキー式の番号忘れ…20,000円～40,000円
・電池交換…8,000円～10,000円
・鍵交換…20,000円～30,000円

鍵トラブルの時は慌てずに対応しましょう

ここまで金庫の鍵トラブルについて解説してきました。
大切なものをしまうことの多い金庫。いざという時も慌てずに落ち着いて対応しましょう。

自分ではどうしてもという時は、ぜひ「スマイルレスキュー」にご相談ください。
鍵スマイルレスキューには防犯設備士が在籍しておりどんなタイプの金庫でも対応できるプロフェッショナル集団です。
出張費、見積費、すべて無料でご利用いただけるので、お気軽にご相談ください。（※一部地域対象外）

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