2022年6月20日
2022年6月20日
「鍵を失くしてしまった！」「防犯を強化するために替えたい」「中古マンションを購入したけど、同じ鍵ではセキュリティが心配」など鍵を交換したいと思っているけれど、初めてのことだし、どうすればいいのか悩んでいませんか？業者に頼むといくらになるのか、マンションの場合はどういう流れになるのか、鍵交換をする時に気になることをまとめました。
防犯設備士の資格所持
鍵トラブル解決歴20年以上
住まいトラブル 累計対応実績14万件
住まいトラブル駆け付け解決サービスを行う会社を経営中
専門業者の場合、鍵に対する知識が豊富なので、どんなタイプの鍵にも対応していることがあげられます。鍵のプロなので、ほとんどの業者は多種多様の鍵を揃えており、在庫が豊富にあります。トラブルに対しても現場経験があるので、あらゆることに対応できる技術力を持っているのも特徴です。アフターフォローや保証期間がある場合が多く、取り付けた後に問題が起きても安心なのもメリットと言えるでしょう。また、作業スタッフのアドバイスを参考に、防犯機能を強化した鍵に交換することも可能です。
「自分で交換した方が費用を安く抑えられるのでは」と考えたり、最近はDIYが流行っているので、「鍵交換も自分で」と考える人もいたりするようですが、リスクがあることを覚えておきましょう。一番やってしまいがちなのは違う種類の製品を買ってしまうことです。万が一合わなかった場合、鍵を返品できないだけでなく、取り付けができなかったり、取り付けできてもドアに不具合が生じたりすることもあります。修繕費用のことを考えると、普段からDIYをしていて十分に経験や知識がある場合以外は業者に頼んだほうが良さそうです。
オートロックのマンションの場合、何も考えずに住居の玄関の鍵を交換してしまうと、エントランスや共用部のドアを開けることが出来なくなってしまいます。では、どうすればいいのか、鍵交換をする時の実際の流れを見てみましょう。
・管理会社に交換したい旨を伝えます。（勝手に交換できないマンションもありますので、了承を得ましょう）
・どの種類の鍵にすればいいのかを確認します。（交換できる鍵は限られていることが多く、管理会社から前と同じものを求められることもあります。）
・エントランスや共用部のオートロックと連動させるかを考えます。（連動させる場合、１つの鍵で済みますが、日数と費用がかかります。連動させない場合、コストは安くなりますが、鍵が２つになります。）
鍵業者に依頼することになったら
・居住者の立ち会いのもとで、鍵の種類を確認します。
・業者がシリンダーを確認します。
・オートロック対応のシリンダーを発注します。
・居住者の立ち会いのもとで、シリンダーの交換作業をします。
という流れになります。
何らかの理由で鍵交換をする場合、居住者本人が負担することがほとんどです。中には管理会社が負担してくれることもあるので、賃貸契約書を見るか、管理人に聞いてみるといいでしょう。
交換費用は、１か所平均15,000円から40,000円といったところですが、セキュリティーの強化された複雑なものだと10万円ほどするものもあります。また、玄関のドアに２か所必要な場合もあり、その場合は平均より高くなります。業者に依頼する時は出張費や手数料が上乗せされることもあるので、注意しましょう。
オートロックではないマンションではどうなのか、鍵交換をする時の流れと費用について見てみます。
まず、管理会社に連絡します。（玄関のドアは「共有部分」なので承諾がいります。）
鍵交換を業者に依頼することになったら、
・業者を選定します。（急ぎでないなら、メールや電話で費用など、詳細を確認してみるといいでしょう。）
・実際にドアを見て、見積もりをしてもらいます。（希望の鍵が合うのか、気になることは聞いてみましょう。見積もりの金額を見て、キャンセルも可能なので、よく内容を確認すること。）
・作業の開始（在庫があればすぐに始められますが、ない場合は部品が届くのを待ってからになります。）
・支払い（最近ではクレジットに対応している業者も増えてきました。）
鍵自体はシリンダーキーやカードキーが10000円から、ディンプルキーで15000円からといったところです。プラス基本の作業料金や出張費などがかかってきますが、業者によって違いがあるので、問い合わせた際に確認しておくといいでしょう。
緊急性が高く、注意が必要なのが、鍵を紛失した場合です。非常事態に気持ちが動転してしまいそうですが、家の中に入るためにどうしたらいいのかを考えて、すぐに対処しなければなりません。
鍵を紛失して、探してもどうしても見つからなかった時は、新しい鍵でドアを開ける必要があります。分譲のマンションの場合、管理会社がカギを管理していることはまれですが、まず、管理会社に連絡してマスターキーがあるのか、どうすればいいのかをきいてください。その後、警察に鍵が届いていないかを確認して、遺失届を出すことも必要ですが、夜などすぐに部屋に入りたい時は、鍵業者に開錠を頼むことになるでしょう。２４時間、３６５日対応している業者もあり、すぐにかけつけることを売りにしているところも多いので、とりあえず家の中に入ることはできそうです。
管理会社に連絡がつく場合は上記の鍵交換と同じ流れになりますが、つかない場合は、業者を呼んでも開けてもらうことだけにとどめて、交換については後日、管理会社に承諾を得てからにするようにしましょう。
紛失して見つからなかった時は、誰かが拾って使うといった可能性が残ってしまうため、防犯上、鍵を交換することを検討しなければなりません。
繰り返しになるかもしれませんが、重要なことなので、ここでもう一度マンションの鍵を交換する時の注意点を見てみましょう。
戸建てと違って、マンションの場合は勝手に鍵を交換してはいけません。玄関のドアは共有部分にあたるので、管理会社の承諾を得る必要があります。費用についても居住者負担のことが多いですが、管理会社が負担してくれることもありますので相談してみるといいでしょう。紛失して鍵交換をする場合は、第三者に悪用されることを想定して全ての部屋の鍵を替えることもあるので管理会社への連絡は必須となります。セキュリティ強化のため補助錠を追加したい場合でも、許可を得てからにしましょう。鍵を交換した場合、家を売る時に元の鍵に戻さなければならないこともあるので、トラブルにならないように交換する際に管理会社と話し合っておくことは重要です。賃貸マンションの場合もまずオーナーに相談することを忘れないようにしましょう。
業者とのやりとりを面倒に感じたり、「高額になりそうだから」とコストの心配をしたりして、自分でやってしまおうと考える人もいるでしょう。鍵の種類に詳しく、DIYに慣れている人ならできなくはありません。しかし、何も知らない人が合う鍵を見極めて取り付けるのは、時間も労力もかかります。ホームセンターでは種類や個数が限られているため、希望の鍵が手に入るかわかりませんし、購入できたとしても、合わなくてドアを傷つけてしまったら逆に修繕費用が高くついてしまうこともあります。工具を持っていないなら、ドライバーやペンチも揃えなければなりません。
ホームページで検索するとたくさんの業者が出てきて迷ってしまうかもしれません。中にはよくわからない金額が設定されていたり、電話では何も言ってなかったのに現場についてからあれこれと追加料金を加えられたりする業者もあるので注意が必要です。緊急性のない時は見積もりを出してもらって、しっかり検討してから選ぶといいでしょう。電話に出た時の対応や現場で見積もりを提示するスタッフの態度や知識量などもポイントです。
ここでは全国展開をしている業者を中心に、おすすめの鍵交換業者を紹介します。
スマイルレスキューは年間対応実績が23000件を超える、鍵のトラブル対応専門業者です。防犯設備士が在籍している鍵のプロフェッショナル集団なので、あらゆる問題に対応可能で、到着の早さにも定評があることから、緊急時には強い味方になってくれるでしょう。ホームページには参考費用が明記されており、見積もり・出張・キャンセル費が無料なのも安心です。また、手数料などが無く、コストを削減しているため、良質なサービスを低価格で受けることができるのも売りになっています。３カ月以内無料の保証がついていて、親切丁寧な対応で顧客満足度が高いのも魅力のひとつ。フリーダイヤルが設定されているので、悩んでいるなら電話で相談してみるのもいいでしょう。公式サイトからの申し込みで割引になるキャンペーンもあり、価格が気になる人にもおすすめの鍵業者です。クレジットカードやペイペイ支払いにも対応しています。
年末年始を含めて３６５日年中無休の鍵猿は、ロンドンブーツ１号２号の田村淳さんが「中小企業からニッポンを元気にするプロジェクト」の公式アンバサダーとしてホームページに載っている対応エリアの広い業者です。スピード対応・解決が売りで、すぐにかけつけてその日に解決が可能です。作業前にはっきり料金を提示してくれる明朗会計、安心価格が売りで、基本料・見積もり・出張費は無料。マンションの鍵だけでなく、オフィスやロッカー、バイクまでプロのサービス技術を提供します。ホームページには作業例や見積もりの例が載っているので依頼するときの参考になるでしょう。
カギの緊急隊はテレビで取り上げられたこともある全国展開のカギの専門店です。スピーディにかけつけるのはもちろん、熟練錠前技師が在籍しているのでどんな鍵トラブルもすぐに解決できるのが売りです。また、「他店より１円でも安く」をモットーにしているので価格設定がかなりリーズナブルになっています。学生割引やシニア割引など、独自のサービスがあります。土日祝・早朝深夜も割り増し料金不要なので、安心して依頼できるでしょう。「町の鍵屋さん」という通り、全国各地に店があり、ＬＩＮＥやメールでの問い合わせにも対応しているので、気軽に相談でき、大手企業の作業実績があるので安心して任せられる業者です。見積もり無料、作業中の破損などがあった時のために賠償保険に加入しており、各種カード払いにも対応しています。
鍵を交換する場面は突然やってくるので焦ってしまうかもしれません。しかし、業者をきちんと選んで落ち着いて対処すれば問題なく交換できるでしょう。最近は家だけでなく様々な場所のセキュリティが問題になっているので、これを機に防犯機能を強化したものに交換することを考えてみるのもオススメです。マンションは売買することが多いですが、オーナーが取り替えずにそのままの鍵を使う例もあります。前の住人が入ってくることができる状況ではトラブルに巻き込まれることもありえます。また、高層階であっても空き巣被害が増えているので、マンションの鍵を交換することは防犯を見直すときにメリットになるはずです。専門業者から最新の知識を得て最適な鍵を選び、安心して暮らせるようにしましょう。
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