オートロックの取付パターンと、鍵の種類、費用まで解説！

「自宅の鍵をオートロックにしたい」とお考えの方は必見です。オートロックには工事が必要なものもあれば、自分で簡単に取り付けられるものもあります。今回はオートロックの色々な取り付け方や鍵の種類、取り付け時の注意点などを紹介します。セキュリティ対策にオートロックを利用する家庭も最近は増加しており、防犯対策強化のためにもオートロックについて深く知ってみましょう。取り付けに掛かる費用についても解説するので、現在検討中の方は参考にしてみてください。

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オートロックの取付の代表的なパターンを紹介 パターン①既存の鍵にオートロックを取りつけるパターン②シリンダーごとオートロックに交換するパターン③既存の鍵にプラスしてオートロックを取りつける オートロックの鍵の種類 種類①暗号番号式種類②指紋認証式種類③タッチキー式種類④引き戸用オートロック オートロックの取付に関する注意点 注意点①ドアの厚さを確認する注意点②電池切れ・停電で操作できなくなる注意点③引き戸の場合の取付場所注意点④賃貸物件では許可と原状回復義務に注意 オートロックの取付にかかる費用 取付事例①玄関に取り付けるケース取付事例②室内ドアに取り付けるケース取付事例③金庫のオートロックを修理するケース まとめ：オートロックは用途に応じて選ぶべき

オートロックの取付の代表的なパターンを紹介

オートロックを後から取り付けたい場合、代表的なパターンを3つ紹介します。
既存の鍵にオートロックを取りつける
シリンダーごとオートロックに交換する
既存の鍵にプラスしてオートロックを取りつける

パターン①既存の鍵にオートロックを取りつける

既存のシリンダーキーの上から、新しくオートロックを取り付ける方法です。鍵の差し込み口部分に差し込む形で被せ、設置することでオートロックとして機能することができます。
すべてのシリンダーキーに対応しているわけではありませんが、一般的に使用される鍵であれば多くが対応しています。取りつけが簡単なものも多く、最も簡単なものでは両面テープで貼り付けるだけです。
賃貸物件に取り付ける場合でも、両面テープなら簡単に剝がせるのでおすすめです。

パターン②シリンダーごとオートロックに交換する

玄関のシリンダーキーがオートロックに対応していない、自宅の鍵をオートロックに付け替えるなら、シリンダーごとオートロックに交換する方法もあります。
この場合はドアの厚みに注意が必要ですが、対応していればどのようなオートロックでも取り付けできます。もし取り付けできないドアの厚さであれば、パテですき間を埋めるなどの工事が必要です。
失敗を避けたい場合は専門業者に依頼しましょう。

パターン③既存の鍵にプラスしてオートロックを取りつける

既存のシリンダーキーを使用したまま、もう一つオートロックをプラスする方法です。メインとなるシリンダーキーに加え、補助錠のような形でオートロックを設置します。
セキュリティ対策としても強固になるため、おすすめの方法です。ただし、新たにドア枠にオートロック用の穴あけ工事が必要ですから、費用は高くなる点を理解して専門業者に依頼しましょう。

オートロックの鍵の種類

オートロックには色々なタイプの鍵があり、使用できるタイプやお好みに合わせて選ぶことができます。今回は暗証番号式、指紋認証式、タッチキー式、引き戸用オートロックの4種類のオートロックを紹介します。

種類①暗号番号式

暗証番号式は名前の通り、設定した暗証番号を入力することで解錠できる鍵です。鍵自体に0～9の数字のボタンがついており、ボタンを順番通りに押せば解錠できます。
ボタンを押すだけなので鍵を持っている必要がなく、子どもがいる家庭でも子どもが鍵を紛失する心配がありません。また、手の動きが悪い高齢者でも比較的簡単に扱えるので、使いやすい鍵と言えます。
ただし、暗証番号の忘れや情報漏洩には要注意で、暗証番号がわからなければ締め出されてしまいます。情報漏洩は家のセキュリティ対策にも関わる内容ですから、絶対に他人には漏らさないよう注意しましょう。

種類②指紋認証式

指紋認証式は使用者の指紋を登録すれば、鍵に手を触れるだけで解錠できるものです。自分の指紋が鍵になることからセキュリティ対策が最も強固で、鍵の紛失や暗証番号の忘れ・漏洩の心配もありません。
指紋は個人によって異なることから複製は困難で、不正な侵入を防ぐ効果が非常に高いです。ただし、あまり安価な指紋認証式の鍵を利用すると、センサーの不具合やエラーが発生しやすい難点もあります。
玄関に使用する場合は雨や砂埃のわずかな汚れでも、センサーが正確に読み取れない可能性もあります。指紋認証式の鍵を使用する場合は一定の価格のものを購入し、定期的に掃除やメンテナンスを行いましょう。

種類③タッチキー式

タッチキー式は、専用の鍵をオートロックにかざすことで解錠できるタイプです。鍵はカードキータイプやリモコンキー、スマホアプリ対応など様々なものがあります。
カードタイプであれば財布に入れておけば忘れる心配がほとんどなく、嵩張らないため便利です。スマホアプリ対応のものもスマホ一台持つだけで出入りできるため、外出時の荷物を最小限にできます。
ただし、嵩張ることなく持ち運びも便利ではありますが、紛失してしまった場合の対応が難しいデメリットもあります。特にスマホは個人情報の宝庫でもありますから、紛失した場合の対応は事前に調べておきましょう。

種類④引き戸用オートロック

意外に思われるかもしれませんが、引き戸にもオートロックが取り付けられます。暗証番号式やスマホアプリ式、カードキー式など色々なタイプがあります。
引き戸に取り付けられるオートロックは、電源を必要とする電気錠よりも電池式の電子錠の方がおすすめです。電気錠では配線工事が必要になるため、時間と費用が必要になります。
電子錠であればタイプにもよりますが、自力で取り付けられるので簡単です。

オートロックの取付に関する注意点

オートロックの取り付けを行う場合、注意すべき点があります。
・ドアの厚さに注意する
・電池切れ・停電で操作できなくなる
・引き戸の場合の取付場所
・賃貸物件では許可と原状回復義務に注意

注意点①ドアの厚さを確認する

ドアの厚さは厚すぎても薄すぎても取り付けにくく、オートロックの種類やメーカーによって規格が異なります。オートロックを後付けする場合には、ドアの厚さを正確に測定し、どのオートロックが対応しているか事前にチェックしてください。
規格の合わないオートロックは取り付けできないので、注意が必要です。気になるオートロックがある場合は、メーカーの公式サイトで規格を事前に確認できます。

注意点②電池切れ・停電で操作できなくなる

オートロックは電池式と電源式があり、どちらも電池切れや停電で操作ができなくなります。電源式の場合は突然の停電で自宅に入れなくなる可能性もありますから、その点は理解して使用しましょう。
電池式は電池の容量が少なくなると、ランプが点灯して知らせてくれるものもあります。例外的に「キーレックス」というオートロックだけは、電池切れや電源の心配がいらない暗証番号式オートロックです。
電池の不安がある方はキーレックスを選ぶのもおすすめです。

注意点③引き戸の場合の取付場所

和風建築で多い引き戸にも、オートロックを取り付けられます。引き戸の場合は取り付けられる場所が2カ所あり、引き戸の持ち手部分である「戸先」、引き戸同士が重なる「召し合せ」の2つです。
オートロックの種類によって取り付け場所が異なるため、どちらに設置したいのか、どのような機能性を求めるのかで選択してください。

注意点④賃貸物件では許可と原状回復義務に注意

オートロックは後付けも可能ですが、注意したいのは賃貸物件の許可と原状回復義務です。賃貸物件は持ち家と違い、所有者は管理する不動産会社です。
つまりオートロックの取り付けにも不動産会社の許可が必要で、退去する場合にはオートロックを取り外さなければなりません。物件自体の価値を大幅に上げるほどの価値がある場合は例外ですが、オートロックは基本的に原状回復義務で外すよう求められます。
賃貸物件にお住まいの方は注意してください。

オートロックの取付にかかる費用

オートロックの取り付けに掛かる費用をチェックしましょう。今回参考にするのはスマイルレスキューで工事を行った場合です。
①玄関に取り付けるケース
②室内ドアに取り付けるケース
③金庫のオートロックを修理するケース

取付事例①玄関に取り付けるケース

まず玄関ドアにオートロックを取り付ける場合、どのくらいの費用が必要か確認します。スマイルレスキューでは玄関に電子錠を取り付ける場合、10,000円からとなっています。
取り付けるオートロックのタイプや工事内容によって金額も前後しますが、10,000円から取り付けることが可能です。

取付事例②室内ドアに取り付けるケース

次に室内ドアにオートロックを取り付ける場合も見ていきます。室内ドアの場合も同じく電子錠であり、費用は10,000円からとなっています。
こちらもオートロックのタイプや工事内容によって費用が異なるため、あらかじめ予算を考慮したうえで依頼してください。

取付事例③金庫のオートロックを修理するケース

金庫がオートロックを使用している場合、壊れたまま放置するのは危険です。金庫のオートロックを修理する場合の費用について、チェックしていきます。
金庫のオートロック修理の場合、スマイルレスキューではテンキー式のオートロックは4,000円からです。生体認証のオートロックであれば8,000円からとなっています。
取り付けに比べると、修理の方が費用面では安く利用できます。

オートロックはカードキー式、生体認証式、指紋認証式、暗証番号式など色々なタイプがあります。いずれも便利な鍵ですが、それぞれにメリットとデメリットが存在します。
高齢な親の徘徊を防ぐため、子どもの鍵のかけ忘れを防ぐためなど様々な理由があるはずです。それぞれの事情に応じてオートロックを選ぶことで、利用しやすくなるでしょう。
自分で取り付けることも可能ですが、自信がないときはプロの業者に依頼すべきです。鍵のことでお困りの際は、全国に支店を持つスマイルレスキューにご相談ください。