バイクの鍵が折れた！対処法から費用、予防法まで解説！

「バイクや原付の鍵が折れてしまった!」そんな状況に置かれたとき、どのように対処すればいいのかご存じでしょうか。今回はバイクの鍵が折れたときに自分でできる対処法と、鍵の折れを防ぐメンテナンス法を紹介します。鍵の折れは普段のメンテナンス次第で防げます。大切な愛車だからこそ、鍵のメンテナンスも忘れないようにしてください。

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チェックボックス鍵トラブル解決歴20年以上

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バイク・原付の鍵が折れたときの対処法 対処法①車載工具で解決する対処法②コンビニの衛生用品コーナーでピンセットを購入し解決する対処法③：鍵の専門業者に依頼する対処法④：キーシリンダーごと交換する バイクから折れた鍵を自分で抜く方法
折れてしまったバイクの鍵を修理する費用とは
バイクの鍵折れを予防する方法 予防法①無理に回さない予防法②鍵を定期点検する予防法③キーシリンダーをメンテナンスする バイク・原付の鍵は日頃のメンテナンスを欠かさずに

バイク・原付の鍵が折れたときの対処法

バイクや原付の鍵が中で折れてしまった場合、自分でできる対処法を紹介します。もしスペアキーを持っていれば、鍵を抜いた後、鍵業者に修理してもらうこともできます。
以下の方法で解決できるか試してみましょう。

対処法①車載工具で解決する

バイクに車載工具を積んでいれば、工具で鍵を引き抜くことができるか試してみましょう。使用するのはペンチやモンキーレンチのような、細かいものでもつまめる工具です。
工具で鍵の先端をつまみ、上下左右に細かく揺らしながら引っ張ります。大きく動かすと鍵穴の歪みや更なる鍵の折れに繋がる危険もあるため、慎重に作業することが大事です。
ただし、この方法は折れた鍵が一部分でも突出している場合のみ試せるので、鍵が中で折れてしまっているときは絶対にしないでください。無理に工具を突っ込むと鍵穴自体の歪みに繋がり、大規模な修理になる危険があります。
鍵穴自体を傷つける不安がある場合には、無理はせずに専門業者に依頼してください。

対処法②コンビニの衛生用品コーナーでピンセットを購入し解決する

手元にペンチやモンキーレンチがない場合は、コンビニでピンセットを購入しましょう。コンビニの衛生用品コーナーには、ピンセットが売っていることが多いです。
ピンセットを購入したらペンチの時と同様、細かく上下左右に動かしながら引っ張ります。無理に動かすと傷や歪みの原因になるので、実行する際は丁寧に作業してください。

対処法③：鍵の専門業者に依頼する

工具もなく、自力での対処ができない場合には、鍵の専門業者に依頼するのがおすすめです。無理に自力で対処しようとして、かえってトラブルに繋がる危険性もあります。
自力でバイクを引っ張っていくか、距離がある場合は近所の鍵業者に連絡して対応してもらいましょう。

対処法④：キーシリンダーごと交換する

自力でキーシリンダーを交換できる場合、丸ごと交換する方法もあります。この方法はバイク自体も年季が入っており、キーシリンダーが古くなっている時にも有効な方法です。
キーシリンダーごと交換すれば、古くなったシリンダーも一緒に交換できるので一石二鳥です。ただし、注意したいのはこれまでの鍵と新しい鍵が合わなくなるので、鍵の間違いが多くなってしまいます。

バイクから折れた鍵を自分で抜く方法

バイクの折れた鍵を自分で抜く場合、ピンバイスを使用して鍵を抜く方法もあります。ピンバイスとはプラモデルに細かな穴を開ける時に使う工具で、鍵に使用する際は小さな穴を開けて抜くことができます。
ただし、あくまで先端部分が見えている場合にのみ有効ですから、中に完全に入っている鍵には使用しないでください。また、シリンダー内で鍵が引っかかっている場合には、無理やり引き抜くとシリンダーが壊れる危険もあります。
ピンバイスは細い工具ですが、鍵穴に差し込んで動かそうとすれば、シリンダー内部に不可逆の傷をつける危険もあるため注意が必要です。折れた鍵の先端部分が十分見えていること、かつペンチやピンセットでも抜けない場合にのみ試してください。
ピンバイスで穴を開けると鉄粉が飛ぶこともあります。鍵穴に入ると詰まりや差し込みの障害となる危険もあるため、鉄粉はこまめに吹き飛ばしましょう。
ピンバイスによる方法は困ったときの応急的な対処として認識し、少しでも危険を感じたら専門業者に依頼することをおすすめします。

折れてしまったバイクの鍵を修理する費用とは

バイクの鍵修理を鍵業者に依頼する場合、どのくらいの費用が必要になるのか確認します。業者やバイクの種類によって多少の違いはありますが、下記の費用が必要です。

作業内容	料金
国産バイク	8,000～10,000円
外国産バイク	20,000～30,000円
時間外料金	8,000～10,000円

国産バイクであれば費用は10,000円前後で済みますが、外国産バイクは機構の違いから費用が高くなります。これはどの業者に依頼しても基本的に同じで、外国産バイクに乗っている方は注意しましょう。
また、深夜~早朝、休日などの時間外での対応の場合、時間外料金が発生することにも理解が必要です。つまり、最も安く鍵の修理を依頼するなら、平日の営業時間内に依頼するのがおすすめです。

バイクの鍵折れを予防する方法

バイクの鍵折れを防止するには、次の3つの注意点を守ってください。普段から気を付けることで鍵を長持ちさせることができますし、余計な修理を避けることができます。

予防法①無理に回さない

鍵が折れてしまうことを予防するなら、鍵を無理に回さないことが基本です。特に鍵を差し込んで回そうとしたとき、抵抗を感じるようなら無理に回してはいけません。
鍵が回りやすくなるようにクリーナーと潤滑剤を使用し、ごみを除去して滑りを良くしてから回してみましょう。まずはパーツクリーナーを鍵穴内部に入れ、その後鍵を何度か抜き差ししてください。
鍵を抜き差しすることでシリンダー内に満遍なくクリーナーが広がります。パーツクリーナーが馴染んだら、次に鍵穴用の潤滑剤を使用してください。
そして先ほどと同じように鍵を抜き差しして、潤滑剤を馴染ませれば完了です。

予防法②鍵を定期点検する

鍵の寿命は長くても10年程度とされています。新品のうちは良いですが、経年劣化と繰り返しの使用で鍵に細かな傷やごみが付着してしまいます。
できれば1~2カ月に1度はすり減りや傷、欠けをチェックするようにしてください。また、合鍵を作成している場合には、合鍵の方がすり減りやすい点には注意しましょう。

予防法③キーシリンダーをメンテナンスする

鍵折れの予防にはキーシリンダーのメンテナンスも欠かせません。鍵折れは鍵が上手く回らずに、力を込めすぎて折れてしまうケースが多いです。
無理に回して折れてしまうパターンを防ぐには、定期的にシリンダー内部をパーツクリーナーで清掃、潤滑剤を使用するのがおすすめです。特にバイクを購入してからシリンダーを交換していない方、同じバイクに10年以上乗っている方は要注意です。
シリンダーをメンテナンスするだけでも、鍵の寿命は大きく伸びます。忘れずにキーシリンダーの手入れを行いましょう。

バイク・原付の鍵は日頃のメンテナンスを欠かさずに

バイクや原付に日頃から乗る方は、バイクそのものメンテナンスだけでなく、キーシリンダーのメンテナンスも忘れずに行いましょう。今回紹介した対処法は自分で対処できるもの、鍵のメンテナンス方法がメインでした。
日頃のメンテナンスはもちろん、もしもの時に備えて対処法を知っておくのは良いことです。そして、自分で対処しきれないケースに遭遇したときは、無理は決してせずに鍵専門業者に依頼してください。