2022年6月20日
2022年6月20日
ビルやマンション、ホテルでよく見かける電気錠。身近で見かける便利な鍵ですが、不具合が起きたときには自分で対処できるケースとそうではないケースがあります。自力で対処できるケースと業者に依頼すべきケースの違い、ケース別の対処法を紹介します。勘違いされがちな電気錠と電子錠の差も解説するので、オートロックについて詳しく知りたい方はぜひ本記事を参考にしてください。
防犯設備士の資格所持
鍵トラブル解決歴20年以上
住まいトラブル 累計対応実績14万件
住まいトラブル駆け付け解決サービスを行う会社を経営中
オートロックはビルやマンションの玄関口で利用され、鍵や暗証番号を入力することで解錠されます。そして、ドアを閉めれば自動でロックが掛けられるため、鍵の閉め忘れの恐れがない安心のセキュリティです。
オートロックには色々な種類があり、同じオートロックでもそれぞれに特徴があります。オートロックの種類は以下の通りです。
暗証番号式とは、玄関に設置された機器に0~9の数字を特定の順番で入力し、正しい番号なら解錠できるタイプのオートロックです。入居の暗証番号が統一されているタイプと、別々のタイプがあり、鍵を持ち歩く必要がないのがメリットと言えるでしょう。
集合キー式はそれぞれの部屋の鍵を使用すれば、玄関の鍵も開けられるタイプです。部屋と玄関で鍵が違うと荷物が増えるだけでなく、鍵の間違いにも繋がります。
集合キー式なら荷物が少なく、鍵の間違いもほとんど起こらないので安心して利用できます。
次にカードキー式です。こちらは名前の通り、カードキーをかざすことで解錠できるもので、磁気カードタイプや非接触ICカードタイプなどがあります。
最近ではカードキーの代わりにスマートフォンで解錠できるものもあり、荷物が少なく済むよう配慮されています。
最後に指紋認証式は、多くの方が見知っているはずです。スマートフォンのロックにも利用されており、個人によって異なる指紋を鍵としています。
鍵の忘れや紛失のリスクがなく、セキュリティとしても効果の高い鍵と言えるでしょう。
このような鍵を使用している場合には、オートロック機能も同時についていることが多いです。
閉め忘れ防止に有効なオートロックですが、何らかの原因で閉まらないこともあります。オートロックが閉まらない原因には何が考えられるのか、パターン別に見ていきましょう。
オートロックは便利な鍵ですが、電池がなくなれば自動で施錠してくれません。オートロックが電源式ではなく、電池式だったことに驚く方も多いはずです。
実はオートロックには角型電池など、家電量販店で販売していない電池を使用していることもあります。メーカーやタイプによって単3・単4電池を使用するものもありますが、特殊な電池を使用しているケースがあることを覚えておきましょう。
オートロックの電池は残量が少なくなると、アラームや表示で知らせてくれるタイプがあります。自宅の鍵であれば業者に、マンションであれば管理会社に連絡し、オートロックの電池交換を依頼しましょう。
そのまま使用を続けていると、オートロックが掛からなくなる恐れがあります。電池の残量が少なくなってきたら、セキュリティのためにも忘れず交換してください。
オートロックの電池はおよそ1~2年が寿命とされているので、いつ交換したか忘れず記録しておきましょう。
オートロックは内部に電子部品を使用する精密機器です。精密機器は定期的なメンテナンスを怠ると、経年劣化による不具合を生じる恐れがあります。
電気錠の耐久年数は日本ロック工業会によると、およそ7年と規定されています。耐久年数が過ぎるほどに不具合のリスク高くなるため、電気錠を設置した年月日は必ず把握しておきましょう。
注意したいのは、オートロックの不具合を自分で直せるか試さないことです。オートロックの内部には基盤が入っており、無理な取り外しや電子部品を傷つけてしまえば、本体ごと使えなくなる恐れがあるからです。
オートロックに不具合が生じた場合には、すぐにでも鍵専門業者やメーカーのサポートに連絡してください。オートロックの不具合はセキュリティ上の危険要素ですから、速やかに相談しましょう。
前述の通り、オートロックには寿命があり、一般的には7年程度、10年使用すると交換が必要になるケースもあります。オートロックは制御装置、操作盤、駆動部の3つから構成されています。部分的な故障や部品の交換で解決できるケースもあれば、鍵を丸ごと交換しなければならない場合もあります。オートロックは一般的なシリンダータイプに比べると寿命が短いため、定期的なメンテナンスは欠かせません。
年に1・2回は専門業者に保守点検を依頼し、トラブルが起きていないかチェックしてください。
オートロック自体の不具合以外にも、扉に歪みが出てもオートロックが閉まらないケースがあります。オートロックは作動しているのに、鍵が掛からない場合には扉の歪みや物が挟まっている可能性を考えましょう。
物が挟まっているなら、掃除で改善することもできます。しかし、歪みの場合は自力で改善するのは難しいですから、リフォーム業者に依頼しなければなりません。
オートロックは作動するのに施錠できない場合には、扉の歪みを疑ってみてください。
オートロックに何らかの不具合が発生したとき、それぞれどのように対処すればよいのか解説します。自分で対処できる場合もあるので、それぞれ紹介します。
オートロックが完全に閉じ切らない場合、まずは鍵が下りていないか確認します。鍵が下りている状態では、鍵が邪魔をして完全に閉じ切らないケースがあるからです。
他にもドアや下部の車輪に小石や不純物が挟まっている場合にも、同様に閉じ切らないことがあります。すき間から邪魔になっているものがないか目視し、除去できるかを試します。
ただし、ドアが自動で開閉する場合には、手を挟む危険があるので十分注意しましょう。一旦電源を切るなど、誤作動しないようにしてから作業を進めてください。
自動ドアでは閉じる途中で再度開いてしまうことがあります。この場合にはセンサーが何らかの不純物を検知しており、誤作動している可能性が濃厚です。
ドアの近くにいつもと違う障害物がないか、センサー部分にゴミ等が付着していないか確認してみましょう。もし障害物等が近くにある場合には、邪魔なものを排除して閉まるかどうか試してください。
自動ドアが開いたまま閉まらない場合、まずは自動ドアの電源がオフになっている可能性を考えましょう。電源がオフの状態では、センサーが反応しないだけでなく、扉も自動では閉まりません。
まずは電源をオンにして扉が閉まるか確認します。電源以外の可能性としては、ドアの周りに障害物がないかも見ておきましょう。
ドアの周りに障害物がない場合には、センサーも確認します。センサーにも障害物がない場合には、自力での対処は難しいので業者に依頼すべきです。
電子錠と電気錠、名称は似ていますが何が違うのでしょうか。実は電源の方式で名称が異なるのですが、具体的にどのような違いがあるのか見ていきます。
電子錠は電池式の錠前のことで、電気錠は電源を利用している錠前のことです。名称だけでなく、設置における取扱いにも大きな違いがあります。
電子錠は電池式で取付が比較的容易であることから、鍵の専門業者でも取付が可能です。一方、電気錠は電気配線の工事が必要となることから、電気工事の専門業者でなければ取り付けできません。
また、工事が必要な背景から電気錠の方が工賃を含めて高額になりやすく、メンテナンスも専門業者に依頼することになります。電気錠は自動ドアとセットでの設置が多いので、利便性向上の観点では電気錠のほうがおすすめです。
電気錠は電池交換の必要こそありませんが、継続的にコストが発生する点は電子錠と違います。
電子錠は一般家庭で使用されるシリンダータイプに比べると、寿命が短いという短所があります。およそ7~10年が目安とされており、寿命を迎えていなくても不具合が起こりやすい鍵です。
また、精密機器であることから自力で修理するのは困難で、鍵の専門業者に依頼する必要があります。オートロックが掛からない、ドアが閉まらないなどの不具合が起こった時は、鍵の専門業者に依頼しましょう。
電池の交換程度であれば、手順を調べて自力で交換することもできます。しかし、原因不明の不具合に関しては専門家に任せた方が確実です。
電子錠であれば取扱いに詳しい鍵の専門業者に連絡し、修理を依頼してみてください。
オートロックの寿命はメーカーやタイプによって変わります。日本ロック工業会によると、オートロックの場合は寿命を7年としています。
もちろん、使用する環境や頻度、メンテナンスなどの要因によって変動はしますが平均で7年が寿命、10年程度で交換が必要です。オートロックは電子部品を使用する精密機器であるため、どうしても通常のシリンダータイプよりも寿命が短いです。
また、自力での交換も難しいことから業者に依頼する必要もあります。セキュリティ対策としては強固ですが、費用面での負担は大きいことを理解しておきましょう。
長年使用したオートロックに不具合が見られたときは、すぐに専門業者に連絡してください。
オートロックは精密機器を使用しているので、自力で対処困難と判断したら無理をしてはいけません。本体を開いて内部を触ったり、基盤をいじったりすると、オートロックを丸ごと交換する事態にもつながる恐れがあります。
オートロックの不具合が起こったときには自力で対処せず、鍵の専門業者である「スマイルレスキュー」に連絡してください。スマイルレスキューは全国に支店を設置しており、連絡をすればすぐに対応してくれます。
鍵のことで困ったときには、スマイルレスキューに相談してみましょう。
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