2022年8月4日
2022年8月4日
蜂の種類の特徴や見分け方についてご存じでしょうか。蜂にはそれぞれ特徴があり、中には危険な蜂もいます。今回は、蜂の巣の種類や駆除方法、またその際に必要なものについてご紹介いたします。 最後には、万が一、蜂に刺されてしまった場合の対処方法を記載しておりますので、参考にしてみてください。
防犯設備士の資格所持
駆除トラブル解決歴20年以上
住まいトラブル 累計対応実績14万件
住まいトラブル駆け付け解決サービスを行う会社を経営中
自宅や庭に蜂が巣を作った場合、早く駆除をしたいと考えている方も多いと思います。しかし蜂は危険な種類も多いため、自分で駆除するには怖いと考えている方も多いのではないでしょうか。
蜂の巣は小さいもの(約5㎝程度)であれば、危険性も少ないため、自分で駆除することもできるでしょう。しかし、それ以上の大きさになると蜂の数も増えていきます。 さらに蜂は働き蜂が増え、子育ての時期(6~9月頃)になると攻撃性が増します。この時期の駆除は大きな危険を伴うため、できるだけ専門業者に任せることをおすすめします。
では具体的に、自分で駆除できるかどうかはどこで確認すればいいのでしょうか。ここでは、自分で駆除できるか確認するための判断基準などをご紹介します。
蜂の種類によっては自分で駆除できる可能性がありあす。民家の近くに巣を作る主な蜂の種類は、ミツバチ、アシナガバチ、スズメバチの3種類とされています。 この3種類の中で、自分で駆除できる可能性があるとされているのは、ミツバチです。 アシナガバチやスズメバチは、凶暴性や毒性などが高く、駆除には大きな危険性が伴うため、専門業者に依頼することをおすすめします。
また、たとえミツバチであっても、巣が大きかったり、高所に巣を作っていたりした場合にも危険なため、できるだけ専門業者に任せましょう。
蜂の巣の位置も判断基準となります。庭木など、手の届く範囲に巣が作られている場合は、自分で駆除することができます。 しかし、軒先や屋根裏など手が届かない場所や高所に作られている場合、ケガの危険性があります。
また蜂によっては、土の中や隙間など狭い場所に巣を作る種類もいます。見えない場所に巣を作った場合、位置が分かっても巣の大きさまでは分かりません。 蜂の巣全体が見えてない場合は、自分で駆除するのは避けましょう。
蜂の巣の大きさも、判断基準の1つです。自分で安全に駆除できる巣の大きさは約5㎝~15㎝までとされています。 それ以上大きくなると、蜂の数が増えたり、攻撃性が増したりする可能性があります。そのため、15㎝以上の巣を見つけた場合は専門業者に依頼することをおすすめします。
ここでは蜂の種類の特徴や見分け方についてご紹介します。
スズメバチは、蜂の中でも最も大きい種類とされています。中には40㎜を超えるものもいて、非常に凶暴です。 巣の近くを通っただけで攻撃してくることも珍しくありません。見た目は腰がくびれており細身で、足が黒い蜂です。
スズメバチの巣は、丸いうろこ状の模様があるのが特徴です。もし刺された場合は毒性が高いため、早めに病院で治療を受ける必要があります。 特にスズメバチに2度刺された場合は、アナフィラキシーショックの危険性があり、最悪の場合死に至ります。そのため、自分で駆除するのは避けるのがおすすめです。
アシナガバチはスズメバチと同様に細身で腰がくびれているのが特徴です。体長は25㎜前後で、足が黄色いのがスズメバチとの違いです。 アシナガバチも毒性が強いため、刺されると危険です。死亡例もあるため、刺されたあとは早めに病院に行きましょう。
アシナガバチの巣は、ハスの実のような形をしています。むき出しになっているため、外から巣穴がよく見えるのが特徴です。薄いグレー色で、強度が高く少しつついた程度では壊れません。
ミツバチは、黒っぽい胴体と縞模様が特徴です。体長は200㎜程度で、体全体に毛が生えています。ミツバチは、スズメバチやアシナガバチに比べて攻撃性が低いとされています。 そのため、駆除時の危険性は低めですが、刺激すると攻撃してくる場合もあります。またミツバチは集団で襲ってくるため、多く刺されるとショック症状に陥る可能性があるので注意が必要です。
ミツバチの巣は、厚さ3㎝ほどの育房が詰まっている平たい巣なのが特徴です。大きいものでは約1mにもなります。白っぽい色をしており、蜜が集まるにしたがって黄色に染まります。
蜂が大人しくなる時間帯は夜といわれています。夜は巣へと戻ってきて、その後は外で活動しません。そのため、夜の時間帯であれば蜂に襲われる危険性は少ないとされています。
ただし、蜂の種類によっては夜も活動しているとされているため注意が必要です。たとえば、モンスズメバチといわれる種類は夜でも活動できるため、油断していると襲われる可能性があります。
蜂が活発に活動する時間帯は、朝方から夕方にかけてです。朝方から昼にかけてはエサを探すべく活発的になるため、できるだけ巣には近づかないようにすることをおすすめします。
蜂の巣は小さいサイズであれば自分で駆除することもできますが、準備は入念に行いましょう。ここでは蜂の巣を駆除する時に必要なものをご紹介します。
蜂に攻撃された時に体を守るため、防護服を着用しましょう。さらに肌が露出しないように手袋、長靴などを着用します。 防護服が無い場合は、蜂を刺激しづらいとされている白い服で全身を覆うことをおすすめします。肌が露出しない長袖で、厚手の素材が安心です。
頭を保護するものも着用しましょう。おすすめは養蜂家などが使っている防蜂ネットです。数千円程度で購入できます。防蜂ネット以外であれば、厚手の帽子やヘルメットなどを用意しましょう。 さらにゴーグルで目を保護します。黒っぽい色だと蜂に攻撃されてしまう可能性があるため、白っぽい色で全身を覆いましょう。
蜂用の殺虫剤を用意します。一般的な蜂用殺虫剤はスプレー式で、離れた場所から駆除することができます。
スプレー式の殺虫剤は、巣や蜂に吹きかけて駆除します。市販のものでも噴射距離が長いものが多いため、離れた場所からでも吹きかけられます。 そのため、安全に作業できるのがメリットです。スプレー式の殺虫剤には、さまざまな害虫に効くタイプが販売されているので、蜂に効くものを選ぶことが大切です。
ここでは、蜂の巣を自分で駆除する方法をご紹介します。
防護服を着たら、2~3m離れた場所から蜂駆除スプレーを噴射します。駆除スプレーが自分にかからないように、風上から行いましょう。 巣の出入り口の穴や巣の周りにスプレーを、まんべんなく吹きかけましょう。こまめに噴射するのではなく、長時間吹きかけます。
巣の周りを飛び回っている蜂がいなくなったら、蜂の巣を落とします。直接触ると危ないため、長い棒などを使って地面に落とします。
蜂の巣と死骸をゴミ袋に入れて片付けます。素手で触ると危険なため、必ず手袋をしておきましょう。
巣を落としたあとも蜂がもう一度戻ってくる「戻り蜂」という現象が起こる可能性があります。 そのため、巣があった場所にもう一度殺虫剤を撒いておきましょう。約1週間続けると効果的とされています。
蜂に刺されてしまったら、早めに病院に行くことが大切です。特に、吐き気、呼吸困難、発疹などの症状が数十分以内に出た場合や目を刺された場合、たくさん刺されたしまった場合は特に注意が必要です。 救急車などを呼んで直ちに対処しましょう。前にも蜂に刺されたことがある人は、アナフィラキシーショックの可能性がありますので、医師のもとで治療を受けましょう。
応急処置を行う場合は、傷口を強くしぼって水でよく洗います。口で吸うのはやめましょう。口に傷があるとそこから毒が入る危険性があります。そのあと傷口を水でよく冷やします。
蜂の巣の駆除は自分でできるケースもありますが、ほとんどが難しいため、専門業者に依頼しましょう。
「スマイルレスキュー」は、日常生活で起こるさまざまな住まいのトラブル解決に特化した会社です。
鍵開け・修理・交換をはじめ、水回りのトラブル解消、ガラスの修理・交換、不用品回収やゴミ屋敷清掃、屋根や雪のトラブル解消、害虫害獣の駆除など、その対応サービスは多岐にわたります。
2020年のインターネット調査によれば、業界の「お客様満足度」「価格満足度」「到着の早さ」において、スマイルレスキューが3冠を達成しました。
※1 調査方法:インターネット調査、調査期間:2020年12月23日~25日、調査概要:住まい・暮らしのトラブル10社を対象としたサイト比較イメージ調査、調査対象:全国の20代~60代の男女1080名、アンケートモニター提供元:ゼネラルリサーチ
スマイルレスキューが選ばれる理由は、最短10分のスピード急行や即日対応、出張費用・見積費費用・キャンセル費用がすべて無料※、現場の問題を確認し、作業に入る前の見積書作成や料金説明を行うところです。
肝心の作業も徹底した研修を受けた経験豊富なスタッフが、親切丁寧に住まいのトラブルをサポートするため、安心して依頼することができます。
サービス提供エリアも、関東・甲信越を中心に、北海道・北陸・関西・九州など、全国に支店を展開しております。
もちろん、上記エリア外でも、各地の提携業者と連携してサービスをおこなっているため、どこの地域のトラブルでも相談を受けることが可能です。