2022年8月4日
2022年8月4日
土の中に巣をつくる蜂がいることをご存じでしょうか。今回は土の中に巣をつくる蜂の種類をご紹介いたします。また、巣が土の中に作られていた場合の対処方法についても、詳しく解説しています。 最後には実際に土の中にある巣を駆除する方法も解説していますので、ぜひ最後までご覧ください。
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蜂の中には土の中に巣を作る蜂もいます。ここでは、4種類の蜂についてご紹介します。
ツチバチは日本全国に生息する蜂です。体長は約1~2.5㎝で、黒っぽい種類のものが多いです。黄色の縞模様や白い毛が生えている種類もいます。 砂場や畑などに穴を掘り、巣を作ります。土を掘ってエサを探したり、土の中にエサを引きずり込んだりします。そのため、土の中から出てくるツチバチを見つけるケースも多いです。
蜂の中では比較的おとなしい性格で、単独で行動するとされています。基本的に蜂に危害を加えなければ襲われることはほとんどありません。 また毒性も弱いため、命に関わるような事態になることはほぼないとされています。ただし、一度蜂に刺されたことがある人はアナフィラキシーショックの危険性があるため、病院で診察を受けましょう。
ドロバチは、泥や土を使って巣を作る蜂のことです。黒っぽい見た目をしており、腹部に黄色の線が2本入っているのが特徴です。 体長は0.5~2㎝ほどで、日本全国に分布しています。黒っぽい姿をしているため、スズメバチと間違われることの多い蜂です。 単独で行動する生態を持っており、集団で行動することはありません。凶暴ではありませんが、巣に攻撃をしかけようとすると襲われる可能性があります。
土や泥を材料とした巣を作るのが特徴です。外壁などに泥がくっついている物体を見つけたら、ドロバチの巣である可能性が高いです。 ドロバチは7~9月頃に活発に活動し始めます。秋頃から巣を作り始め、巣の中にエサを蓄えた後に巣穴を閉じます。 その後で成虫は去りますが、巣の中で孵化した幼虫は蓄えられたエサを食べながら成長します。そして中から巣に穴を開けて飛び立ちます。
クロスズメバチは、体長1~1.5㎝程の蜂です。スズメバチという名前がついていますが毒性はあまり強くなく、おとなしい性格をしているとされます。 体全体が黒っぽく、白い線や模様がついているのが特徴です。
地中に巣を作り、土の中は温度が安定しているので越冬することもできます。4月頃から女王蜂が巣を作り始め、6月頃から本格的に巣が大きくなります。巣は大きくなると8~12層になる場合もあります。
オオスズメバチは、土の中や木の根元、木の空洞など地面に近い場所に巣を作るのが特徴です。北海道から九州に分布しています。 女王蜂の大きさは4~5㎝、働き蜂が2.5~3.5㎝と、その名の通り日本で最大の蜂です。頭が黄橙色で胸部分が黒く、腹の部分に縞模様があります。
獰猛な性格で非常に毒性の強い毒針を持っているため、刺されると死に至る危険があります。夏の終わりから秋にかけての時期は、攻撃性が高くなり、人を襲うことも少なくありません。 そのため、姿を見かけたら近寄らないようにすることが大切です。
蜂の巣が土の中に作られていた場合はどうしたらいいのでしょうか。ここでは、対処方法についてご紹介します。
土の中に蜂の巣を見つけた場合、自分で駆除することは危険です。蜂の種類も巣の全容も分からない内にむやみやたらと殺虫剤などをかけると、蜂に襲われる危険性があります。
オオスズメバチ以外であれば放置していればそこまで危険はありません。しかし、素人が蜂の種類を見分けるのが困難です。 また毒性の弱い蜂でも、痛みはありますし、人によってはアナフィラキシーショックを起こす可能性があります。そのため、蜂を見かけた場合は早めに専門業者などに依頼することをおすすめします。
専門業者に依頼する前に、一度自治体に相談してみることをおすすめします。自治体によっては蜂の巣の駆除について相談できたり、補助金をもらえたりします。 また防護服などの貸出を行っているケースもあります。
スズメバチなど、危険度の高い蜂を駆除する場合に補助金が出る自治体が多いとされています。危険度の低い蜂の場合は補助金が出ない場合があるので注意しましょう。
蜂をしっかり駆除したい場合は専門業者に依頼することをおすすめします。専門業者であれば、蜂に関する知識やスキルが豊富なため、短時間で駆除することができます。 また巣が小さい内に依頼すれば安価に済ませることができるでしょう。
専門業者に依頼する際には、複数の業者に依頼して相見積もりを取ることをおすすめします。相見積もりを取れば作業内容や費用を比較することができ、最適な業者を選ぶことができます。
もし、土の中の蜂の巣を自分で駆除をする際には以下の点に注意しましょう。
駆除のタイミングは成虫が立ち去った後が良いとされています。土の中に巣を作る多くの蜂は、秋ぐらいになると巣作りを開始します。 その後に卵を産み、成虫は巣立つため、安全に巣に近づくことできるようになります。
ただし、ドロバチの成虫は、一度エサを運び終えたら立ち去るタイプと、複数回にわたってエサを蓄えるタイプがあります。後者の場合、いなくなったと思ったら再び現れる可能性があります。
夏から秋口にかけては働き蜂が攻撃的になるため危険な種類が多いです。そのため、この時期に駆除作業を行うことは危険です。 もしこの時期に蜂の巣の駆除を行いたい場合は、専門業者に依頼することをおすすめします。
土の中に巣を作る蜂の内で、最も危険とされているのがオオスズメバチです。オオスズメバチの場合は素人が手を出すのは危険ですので、専門業者に依頼しましょう。 オオスズメバチは他の蜂と違い、集団で行動し、性格も凶暴です。近寄っただけでも襲われる可能性があります。さらに毒性が強いため、命に関わる危険性もあります。
蜂の種類は素人では見分けにくいため、どの蜂が分からない場合は無理せず、専門業者に依頼することをおすすめします。
土の中の蜂の巣を自分で駆除する方法をご紹介します。
防護服に身を包んだら、2~3m離れた場所から蜂駆除スプレーを噴射します。駆除スプレーが自分にかからないように、風上から行いましょう。 まず巣穴の周辺にスプレーをかけて、巣の周りにいる蜂を駆除します。蜂が動かなくなるまでスプレーし続けましょう。 次に巣の出入り口に吹きかけましょう。こまめに噴射するのではなく、長い時間吹きかけることが大切です。
蜂を駆除し終わったら、蜂の巣と死骸を回収してゴミ袋に入れます。ドロバチの場合、巣が泥や土でできているため、巣が固くて壊しにくい場合もあります。 その場合は、ヘラなどを使って壊しましょう。
再発防止のため、巣のあった場所に殺虫剤をかけましょう。蜂には「戻り蜂」という習性があるため、駆除した後でも戻ってきて、再び巣を作る可能性があります。 こうした戻り蜂を防止するため殺虫剤をかけておきましょう。
生活圏に蜂の巣を見かけた場合、放置すると危険です。蜂は種類によらず刺されると傷みがありますし、腫れや呼吸困難、発疹などの症状が出る場合があります。 またオオスズメバチの場合、刺されると命の危険も考えられます。
また集団で巣を作る種類の場合、気が付いたら巣がとても大きくなっている可能性があります。大きい巣になると、蜂の数も増えて危険性が増します。 小さい内であれば危険も少なく駆除できますので、早めに専門業者などに依頼することをおすすめします。
蜂の巣駆除は方法を間違えると大変危険なため、専門業者に依頼することをおすすめします。
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