2023年3月24日
2023年3月24日
こまめな掃除をしてごみの処理に気をつけていたはずでも、暖かくなってくるとおうちの中でゴキブリを目にすることがあったりするかもしれません。「見るのもイヤ!!」「気をつけていたのにショック…何が悪かったのだろう」「えっ、一匹だけじゃなくてたくさん居たらどうしよう…」っていろいろな悩みや不安が押し寄せてきますよね。名前を呼ぶのも目にするのも嫌いという苦手な方向けに、この記事では完全駆除する方法について解説します。この記事を最後までお読みいただければ、すでに侵入されてしまったゴキブリを駆除する方法はもちろん、今後侵入させないようにする対策などもすべてお分かりいただけます。ぜひ最後までご覧くださいね。
防犯設備士の資格所持
駆除トラブル解決歴20年以上
住まいトラブル 累計対応実績14万件
住まいトラブル駆け付け解決サービスを行う会社を経営中
※完全駆除のための第一歩としてまずは特徴を解説しますが、人によっては気分を悪くしてしまうような記述も含まれているため、苦手な方はご注意ください。
日本の住宅では大きく分けて4種類のゴキブリを見かける可能性があります。
それぞれの特徴を見ていきましょう。
クロゴキブリは体長が3〜4cmで、光沢のある黒い体をしています。
卵から30日〜45日で孵化し、90日〜100日の幼虫期間を経たあと成虫になりますが、成虫の寿命が5ヶ月と大変短いです。
成虫の間に15回ほど産卵し、1つの卵から20匹の幼虫が産まれるので、1匹のメスの成虫から300匹もの幼虫が産まれる計算になります。
活動時期は通年ですが、最も活発になるのは梅雨時を含む5月から9月頃です。
水分を好み、家や排水設備の劣化した建物の下水、ゴミ置き場、食材加工場などに出没します。
チャバネゴキブリは体長が1cm〜1.5cmで、黄褐色の体をしています。
卵から20日で孵化し、30日〜60日の幼虫期間を経たあと成虫になります。
成虫の寿命は5ヶ月でその間に5回〜10回産卵し、1つの卵から40匹の幼虫が生まれるので、1匹のメスから50匹〜400匹の幼虫が産まれる計算になります。
寒さに弱いので冬はあまり見かけませんが、暖房設備や家電のモーターがあるような暖かい場所であれば、通年活動することが可能です。
ワモンゴキブリは4〜5cmと、日本の家で発生するゴキブリの中ではもっとも大きな体をしています。
色は茶褐色で光沢があり、前胸背板に白っぽい輪っか状の模様があります。
成虫の寿命は6ヶ月〜2年と長く、その間5日〜10日ごとに産卵を繰り返しています。
移動能力に優れているため、巣より数百メートル離れた場所でも活動でき、巣に多くの個体がいるときは遠くまで移動する個体が増えます。
通年活動できますが、特に5月〜10月には活発になります。
ヤマトゴキブリは日本の固有種で、体長が2.5cm〜3.5cmで黒褐色の体をしています。
交尾なしで産卵できる特徴を持ち、幼虫の期間は最短で4ヶ月〜1年ほど、実際は2年ほどという説もあります。成虫の寿命は約3〜6か月で、12〜16個ほどの卵を約7〜19回産むとされています。
寒さに強いのが特徴で、一般的にはゴキブリが生息しづらいと言われる北海道や本州北部でも生息可能な種です。
ゴキブリは水やエサのある場所を探しており、数ミリの隙間くらいであれば通り抜けて入ってきます。
ゴキブリがどのような場所から入ってきやすいのか、侵入経路を解説します。
意外と知られていないのが玄関からの侵入です。
人が出入りするタイミングで同時に入ってきたり、ドアと一体になっている郵便受けから入ってきたりなど、ドアの隙間を利用して侵入します。
ゴキブリは高い所から低い所へと滑空するような飛び方をします。そのため、高層マンションなどの高い所へ飛来する可能性は低いのですが、低層階の窓や網戸の隙間、ほころびから侵入する可能性は十分あり得ます。
嗅覚が発達しているため、室内の匂いを嗅ぎ取って網戸や窓が閉まり切っていない状態なども感知し、入って来ることがあります。
換気扇や通風口、エアコンについては、作動していないときを狙って侵入してくる可能性があります。
エアコンはホースを通すために若干隙間が空いていることが多く、この隙間から侵入することがあります。
スーパーなどの段ボールは保温性が高いため、ゴキブリが好んで入り込む場所です。荷物を家の中に入れる際には、念のため段ボールに何もついていないかどうかを確認すると良いでしょう。
また、観葉植物の土や水分もゴキブリが好む条件が整っています。特に玄関前などに観葉植物を置いている場合は、家に出入りする際にさっと入って来るかもしれないため注意が必要です。
ゴキブリを見かけると慌ててしまうものですが、まずは目の前のゴキブリに落ち着いて対応しましょう。ゴキブリは繁殖力が極めて高いため、そのまま放っておくとどんどん増えてしまう可能性があります。目の前にゴキブリがいる場合の対処法をご紹介します。
殺虫剤を使用する時にはコツがあります。それはゴキブリの本体(背中)を狙うのではなく、逃げていく先の空間を狙うことです。待ち伏せタイプの殺虫スプレーは通り道になりそうな場所や隠れていそうなすき間に噴霧すると、その上を通ったゴキブリを退治することができます。そのため、直接本体に吹きかけなくても効果が十分期待できます。
人が触れる所や観葉植物などの生き物にはかからないようにしましょう。また、噴霧したスプレーは吸い込まないように気をつけ、十分換気を行うようにしてください。
手元に殺虫剤がない場合は、食器用洗剤も使用できます。食器用洗剤に含まれている界面活性剤は、ゴキブリの腹部にある呼吸用の穴(気門)を塞いでくれるため、窒息死させる効果があります。殺虫剤ほどの即効性はなく、洗剤によってはゴキブリが死ぬまで時間がかかる場合があるので、その点には注意が必要です。
死骸は放っておくと別のゴキブリが寄ってくるため、早めに処分しましょう。ゴキブリの死骸にはさまざまな菌が付着しているため、作業する際には使い捨てのビニール手袋やマスクなどをつけておくと良いでしょう。菌が手に付いたり、風化した死骸や糞を吸い込んだりする心配がなくなります。死骸を処分した後は、周辺を掃除しておくことも重要です。
ここまで侵入経路や見かけたときの対処法を解説してきましたが、ゴキブリがそもそも入ってこないようにするための対策も重要です。対策としては、侵入経路を一つひとつ丁寧に潰していくことに尽きます。ゴキブリの特徴を踏まえた上で、それぞれの侵入経路ごとに効果的な対策を取っていきましょう。次項から詳しく解説していきます。
生ごみや食品を家の中に放置していると、臭いを嗅ぎつけたゴキブリが寄ってきてしまうかもしれません。特に夏場など、生ごみの臭いが気になる時期はゴキブリの活動時期にも当たるため、注意が必要です。食品や調味料は冷蔵庫、戸棚、密封容器などの臭いが漏れない場所で保管しましょう。また、食べ残しなどを三角コーナー等に放置しないように、こまめに掃除をしましょう。生ごみは発生した都度捨てるのが好ましいですが、もしすぐに捨てられない場合はごみ箱に蓋をするなどし、密閉するように心がけてください。冷凍庫で保管するなどの対策も有効です。とにかく嫌な臭いを発生させないようにしましょう。
ゴキブリは雑食性で強い生命力を持っており、水分1滴程度でも3日間は生きられると言われています。しかし、まったく水気がないと生きられないため、水回りに発生しやすくなります。
キッチンのシンク、バスルームや洗面所、トイレには水分が多く、ゴキブリが生息しやすい条件が整っています。まずは水回りについてもきちんとした掃除を行なうことが重要ですが、雑巾などで水拭きをした後は、水分を残さないよう必ず乾拭きをすると安心です。
不要な段ボールや新聞紙はこまめに整理し、処分しましょう。ゴキブリは狭くて保温性のある場所を好んで住み着きますが、段ボールは保温性に優れ、隙間の幅がちょうど住みやすいサイズのため、好んでゴキブリが住み着きます。宅配便や引っ越しの際に潜んでいて繁殖してしまうケースは多いため、不要になった段ボールはすぐに処分しましょう。
窓や網戸もゴキブリがよく侵入する場所なので、隙間テープ等で対策をしましょう。隙間テープは網戸と面する窓枠の外側に、窓を一周するようにして貼ると効果が高まります。隙間テープはホームセンターなどで300円~400円ほどで入手できます。ゴキブリだけではなく、蚊やコバエなど他の害虫や、砂埃の侵入も防ぐことができるため便利です。
キッチンやお風呂の排水溝回りも隙間の多い箇所です。排水口には下水から臭いや虫が上がってこないように「排水トラップ」や「椀トラップ」という水の溜まっている場所があることが多いですが、水がきちんと溜まった状態か排水口とシンク下を念のためチェックしておきましょう。また、排水管を通ってゴキブリが上がってくるのを防ぐためにごみ受けを設置したり、古くなったごみ受けは交換するようにしましょう。排水管や排水口の汚れはこまめに綺麗にした方が良いため、パイプクリーナーなどを定期的に利用しましょう。
従来のプロペラタイプの換気扇は、作動していない間は隙間ができてしまうため隙間からゴキブリが侵入してくることがあります。換気扇や通気口には目の細かい虫よけフィルターを設置し、通気口と壁の間にヒビなどができている場合は、パテを使って埋めておきましょう。虫よけフィルターとパテはホームセンターなどで入手できます。
ゴキブリは下水や不潔な場所を好んで生息するため、「大腸菌」や「サルモネラ菌」のような病原菌を多く付着させています。ゴキブリを見かけた場所はもちろんですが、ゴキブリが出そうな場所は除菌をしておきましょう。掃除用の除菌アルコールなどでも構いませんが、60%から80%の濃度のアルコールを入手して使うと、殺虫スプレー代わりに使うこともできます。
ゴキブリが好む場所に設置して食べさせるタイプの毒エサは「ベイト剤」とも呼び、代表的なゴキブリ駆除剤はこのタイプになります。殺虫スプレーのように速効性はありませんが、毒エサを通り道に置いておくだけで良いため、姿を目にせずに退治できます。通り道に置いておいた毒エサは、ゴキブリが巣に持ち帰ります。ゴキブリは共食いをするため、毒エサを食べたゴキブリの死骸は別のゴキブリが食べることになります。この習性によって、巣の中にいるゴキブリや産んだ卵までまとめて駆除できます。効果は数か月間持続するため、手間や費用も掛からず経済的であると言えます。乳幼児、犬や猫などの動物がいる環境では使用に注意が必要です。
「ゴキブリホイホイ」などの捕獲罠タイプは、ゴキブリを罠におびき寄せ、粘着シート吸着させて駆除する駆除剤です。死骸が確認できるため、駆除できたかどうかが分かりやすい特徴を持っています。粘着力でゴキブリの動きを封じるので、罠にかかったゴキブリしか駆除できません。また、一度学習されてしまうと罠にかかりづらくなるため注意が必要です。
「バルサン」などのくん煙剤タイプは、煙で室内に殺虫成分を行き渡らせ、見えないところに隠れているゴキブリまで確実に駆除します。一部の部屋だけでくん煙するとゴキブリは他の部屋に逃げてしまうため、全部屋で同時に使用するのがおすすめです。使用前には家具などにビニールをかけ、観葉植物やペットなどを外に出したりするなど、部屋の準備を整えてから実施する必要があります。また、使用中は数時間部屋を空ける必要があります。
くん煙剤は卵までは駆除できないため、数週間後にまたくん煙剤を使用して、卵から孵化した幼虫を退治した方が良いでしょう。
ここまでさまざまなゴキブリ対策方法やグッズをご紹介してきました。 ゴキブリ駆除のための対策を自分で進めていくのは時間と手間がかかる上、対策の漏れがないかどうかは判断がしにくいですよね。 侵入したゴキブリに気付かず、発見や駆除が遅れると、家に住み着いて大量に繁殖してしまう可能性もあります。 「自分で対策をしても効果が出ない」「確実に駆除してほしい」という方は、専門業者への依頼を検討してみてください。
経験や知識の豊富な業者はさまざまな家でゴキブリ駆除を行っており、ゴキブリの特性や侵入経路を熟知しています。業者が使用する薬剤は市販の物よりも効き目が高く、徹底的に駆除を行ってくれます。また、適切な対策方法のアドバイスを行ってくれ、駆除後の侵入の可能性もできるだけ低くすることができます。
ゴキブリ対策の依頼をするのであれば、良い業者にお願いしたいと思うものですよね。以下のようなポイントに気をつけて、良い業者を見極めましょう。
1.見積書
依頼する前には必ず、複数の業者に見積書を作成してもらいましょう。
見積書の明細が細かく出されているかどうかを確認してください。「駆除料」といった大まかな記述しかない場合は、後から追加の作業や料金を追加される悪質なケースもあります。見積書の料金だけではなく、明細の内容まで細かく確認するようにしましょう。訪問してもらうとより正確な見積りを貰うことが可能です。
2.サービス内容
駆除方法(薬剤や罠が必要か否か)や注意点はなにかなど、サービス内容を細かく説明してくれる業者を選びましょう。また、問い合わせに対するスタッフの応対などもチェックしましょう。電話応対、見積り訪問など、応対が雑な場合は実際の依頼でも不快に感じることがあるかもしれませんので避けた方が良いでしょう。
3.駆除の経験や知識
ゴキブリは生命力が高いため、完全に駆除するには豊富な知識や経験が必要です。いつから駆除業者として運営されているのか、駆除歴を確認しましょう。公式ホームページでの作業実績や口コミなども判断材料になります。
4.アフターフォロー
駆除してもらった後にゴキブリがまた出てしまう…といったときのために、駆除保証期間などのアフターフォローがあるかどうか確認しましょう。アフターフォローの態勢が万全である業者が安心です。追加料金や対応にどれくらいの時間がかかるかも念のため確認しておきましょう。
ゴキブリを駆除したいときには、「スマイルレスキュー」をおすすめします。
お電話またはWebでご相談後、最短10分でスタッフがお伺いします。出張費・見積り費・キャンセル費などはすべて無料です。
「一匹は駆除したけど、他にゴキブリが居ないか確認したい」「ゴキブリが侵入してこないようにしたい」とお考えでしたら、ぜひ「スマイルレスキュー」までご連絡ください。
当記事では、ゴキブリの特徴や見かけたゴキブリの対処方法、侵入を防ぐ対策などについて解説しました。
ゴキブリは見るのも駆除するのも苦手、という方は多いかと思います。動きが素早いため怖くなるケースもあるでしょう。ゴキブリを見かけた場合、まずは「目の前にゴキブリがいる場合の対処方法」の項を読んで、落ち着いて対処してみてください。
「自力で駆除するのは不安…」「完全に駆除できたか確認したい」という方には専門業者への依頼をおすすめします。
業者を選ぶときのポイントを確認しながら、信頼できる業者を選びましょう。
「スマイルレスキュー」は、日常生活で起こるさまざまな住まいのトラブル解決に特化した会社です。
鍵開け・修理・交換をはじめ、水回りのトラブル解消、ガラスの修理・交換、不用品回収やゴミ屋敷清掃、屋根や雪のトラブル解消、害虫害獣の駆除など、その対応サービスは多岐にわたります。
2020年のインターネット調査によれば、業界の「お客様満足度」「価格満足度」「到着の早さ」において、スマイルレスキューが3冠を達成しました。
※1 調査方法:インターネット調査、調査期間:2020年12月23日~25日、調査概要:住まい・暮らしのトラブル10社を対象としたサイト比較イメージ調査、調査対象:全国の20代~60代の男女1080名、アンケートモニター提供元:ゼネラルリサーチ
スマイルレスキューが選ばれる理由は、最短10分のスピード急行や即日対応、出張費用・見積費費用・キャンセル費用がすべて無料※、現場の問題を確認し、作業に入る前の見積書作成や料金説明を行うところです。
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