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2023年7月3日

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【火災保険 窓ガラス】
窓割れに火災保険は適用できる?
適用できるケース/できないケースを紹介!
【火災保険 窓ガラス】窓割れに火災保険は適用できる?適用できるケース/できないケースを紹介!

  • ・火災保険が適用されるケース
  • ・火災保険の申請の仕方
この記事の執筆者 津久井 勝

津久井 勝
株式会社スマイルレスキュー
代表取締役

防犯設備士の資格所持はもちろん、鍵トラブル解決歴20年以上の経歴を持つ。現在は住まい系トラブル解決サービスを行う会社を経営中。

窓ガラスが割れた場合、火災保険が適用される場合があります。ただし、適用されるかどうかは、窓ガラスが割れた原因によって異なります。そこで当記事では、窓ガラスが割れた場合に火災保険が適用されるケースと適用されないケースについて解説します。また、火災保険の申請手順についても説明します。

火災保険が適用できるケース

割れた窓ガラスの画像

事故などで窓ガラスが割れると、予想以上に修理費が高くなることがあります。突然の出費に頭を悩ませる人も少なくないはずです。そのような時に助けになるのが「火災保険」です。

火災保険という名称から、火災が原因の損害しか保険金が出ないと思われがちです。しかし、実際には火災以外の損害でもカバーしています。

例えば風害や落雷、子どもが誤って割ってしまった場合にも保険は適用される可能性があります。これらは一部の例であり、実際に火災保険が適用されるかどうかは契約内容によります。したがって、具体的な適用条件は保険会社に確認する必要があります。

窓ガラスの修理費用は高額になることが多いため、火災保険の適用を確認することにより、経済的な負担を軽減することができます。

以下では、火災保険が適用できる窓割れのケースについて詳しく解説します。

1.盗難被害による割れ

空き巣や強盗によって窓ガラスが割られて物件に侵入された場合、その修復費用は火災保険によって補償されます。しかし、保険金が支払われるためには、必ず警察への届け出が必要となります。

ただし、原因が明らかに不注意や過失によるものであった場合、または既に修理が必要な状態であった場合などは、火災保険の適用は見送られることもあります。

2.暴風・台風などによる割れ

台風や暴風による窓ガラスの割れは、多くの火災保険でカバーされてます。強風や飛散する物体によって窓ガラスが割れ、それが家屋の損傷につながった場合、その修理費用は火災保険によって補償されます。

しかし、すべてのケースで保険が適用されるわけではありません。例えば、窓ガラスが古くて弱くなっていた場合や、適切なメンテナンスが行われていなかった場合など、原因が保険者の責任に帰することが明らかな場合は、火災保険の適用が見送られることもあります。後々のトラブルを回避するためにも、保険契約の詳細な内容や条件をよく理解ておくことが重要です。

3.火事・落雷などによる割れ

火災保険の名前が示す通り、家屋が火事により被害を受けた場合は、基本的に火災保険が適用されます。火事により窓ガラスが割れたり、熱で変形したりした場合、修理費用が火災保険によって補償されます。

また、落雷による窓ガラスの割れも火災保険の補償対象です。雷により直接窓ガラスが割れたり、雷による衝撃で家屋が損傷し、それが原因で窓ガラスが割れたりした場合、補償されることとなります。

ただし、地震が原因で火災が起きた場合は、火災保険ではなく地震保険の対象となります。

4.その他事故による割れ

火災保険が適用されるのは、火事や台風などの自然災害のみと思われがちですが、「部屋の模様替えの最中に家具をぶつけて窓ガラスを割ってしまった」「子どもが遊んでいる最中に窓にぶつかって割った」といった状況でも、火災保険が適用されることがあります。

火災保険が適用できないケース

頭を抱える女性の画像

保険が適用される範囲は契約内容により異なります。全ての事態がカバーされるわけではなく、中には適用されないケースも存在します。以下では、火災保険が適用できないケースについてご紹介します。

1.経年劣化による割れ

経年劣化による割れは、火災保険の適用範囲から除外されます。窓ガラスは時間と共に劣化し、その結果として割れることがありますが、これは自然な摩耗と考えられるため、保険の対象とはなりません。

窓ガラスが経年劣化する原因として、以下のような理由が挙げられます。

1.天候と気候の影響
窓ガラスは日々、風、雨、雪、日光などの自然の要素にさらされています。これらが原因でガラス表面に微細な亀裂や割れを引き起こす可能性があります。

2.温度変化
急激な温度変化はガラスにストレスを与え、亀裂や割れを引き起こす可能性があります。これは特に冬季に暖房を使用する際や、夏季に冷房を使用する際に顕著です。

3.物理的なダメージ
例えば、風で飛んできた小石が窓に当たったり、家具を移動させる際に窓に接触したりすると、ガラスは破損しやすくなります。これらの小さなダメージが積み重なると、時間とともにガラスは割れやすくなります。

4.不適切な取り扱いやメンテナンス不足
窓ガラスの清掃時に硬い物で強くこすったり、窓を無理に開閉したりすると、ガラスはダメージを受けます。また、窓枠のメンテナンスを怠ると、ガラスの支えが弱まり、割れやすくなる可能性があります。

火災保険は予期せぬ事故や災害による損失から保護するためのものであり、日々の使用や経過時間による自然な劣化はカバーの対象外となります。このようなケースでは、自己負担で修理を行うか、あるいは窓全体の交換を検討することになるでしょう。

2.故意による割れ

窓ガラスを故意に割った場合、一般的には保険の適用外とされます。例えば、新品の窓ガラスに交換したいからという理由で、意図的に窓ガラスを壊しても、火災保険で補償されません。

また「偶然」や「うっかり」とは言い訳できないほどの大きな過失があった場合も、窓ガラスの交換費用は保険ではカバーされず、自己負担となります​。

ただし、子どもが遊んでいる最中に窓ガラスを割った場合は、火災保険が適用される可能性があります。具体的な状況や保険の契約内容によって適用されるかどうかは異なりますので、保険会社に確認することをおすすめします。

3.熱割れ

「熱割れ」は、窓ガラスに生じる温度の不均衡から起こる現象です。例えば、窓ガラスが太陽光や暖房の熱で温められると、ガラスは膨張します。しかし、サッシ部分はガラスと比べて熱伝導が悪く、膨張を抑える働きがあるため、窓ガラスとサッシ部分に温度差が生じます。その結果、窓ガラスが熱応力に耐えきれず、サッシ部分から直角にヒビが入るのです。

また、窓ガラスの経年劣化が熱割れを起こすこともあります。通常、窓ガラスは熱割れに耐えられるよう製造されていますが、10〜15年経過すると劣化が著しくなり、熱割れへの耐性が低くなります。

熱割れが経年劣化と判断された場合、火災保険は適用されません。

熱割れは、保険会社やケースによっては「不測かつ突発的な事故」と判断されることもあるため、保険会社に確認してみましょう。

火災保険の補償金額

電卓と1万円札の画像

火災保険の補償額は、保険会社との契約が「免責方式」と「フランチャイズ方式」かで異なります。以下では、それぞれの方式について解説します。

1.免責方式

免責方式は、保険契約者が自己負担する金額(免責金額)を契約時に設定し、その金額を超えた損害についてのみ保険が適用される方式です。

例えば、窓ガラスが割れて修理費用が10万円かかったとします。火災保険契約の免責金額が2万円だった場合、最初の2万円は自己負担となり、その上で発生した8万円の損害が保険から補償されます。

2.フランチャイズ方式

フランチャイズ方式は、ある一定の免責金額を設定し、その額を下回る損害には保険が適用されず、免責金額を超える損害については全額が保険から補償される方式です。

例えば、窓ガラスが割れて修理費用が10万円かかったとします。火災保険契約の免責金額が2万円だった場合、2万円以下の損害は保険金が出ませんが、2万円を超える損害については全額が保険から補償されます。つまり、このケースでは、全額の10万円が保険金として支払われます。

火災保険の見直しチェックポイント

火災保険の見直しに当たっては、特に「保険の適用範囲の広さ・適用条件」「保険の補償額と免責金額」の2つのポイントを重視することが大切です。これらのチェックポイントを通じて、自身の保険が現在の生活状況に適したものになっているか確認しましょう。

1.保険の適用範囲の広さ・適用条件

火災保険の適用範囲は保険会社によって異なるため、自分の家や家財がどのような場合に補償されるのかを確認しておきましょう。また、火災保険によっては、自然災害や水害などの補償が付帯されていないものもあるので、補償内容が十分かも確認しておく必要があります。

2.保険の補償額

火災保険の補償額や、保険金の支払日についても確認しておきましょう。また、火災保険には免責金額が設定されている場合があります。免責金額とは、保険金が支払われる前に自己負担しなければならない金額です。免責金額を高く設定している場合は保険料は安くなりますが、損害が発生した場合に自己負担しなければならない金額が増えることに注意しましょう。

火災保険の申請手順

火災保険に加入している場合、火災や自然災害などの被害に遭った際に火災保険の申請を行うことになります。火災保険の申請手順は保険会社によって異なりますが、一般的には以下の手順で行われます。

1.被害状況を記録
2.保険会社に相談
3.ガラス業者に相談
4.必要書類を提出

これらの手順を踏むことで、窓ガラスの修理費用を火災保険でカバーすることが可能となります。ただし、保険適用には条件があり、窓ガラスが割れた原因によっては保険適用外となることもあるため、詳細は各保険会社にご確認ください。

以下では、窓ガラスが割れた際の火災保険の申請手順について詳しく解説します。

1.被害状況を記録

突発的な事故や災害が原因で窓ガラスが割れた場合、まずは被害状況を記録することが重要となります。具体的には「写真や動画撮影」「文章での記録」などが挙げられます。

窓ガラスが破損した際の状況を写真や動画に残しておくと、保険会社に対する証拠となります。なるべく詳細な部分まで撮影し、損害の全体像を保険会社に伝えられるようにしましょう。

写真だけでなく、被害状況の詳細を文章で記録することも有効です。損害の発生した日時、場所、状況、原因など、具体的な状況を詳細に記録しておきましょう。

2.保険会社に相談

被害状況を写真や動画、文章で記録したら、被害が発生したことを保険会社に報告します。 保険会社は報告を受けた上で、その被害が火災保険の補償対象となるかどうかを判断します。

原因や状況によっては火災保険が適用されない場合もあるため、保険会社との相談で具体的な状況を共有し、保険適用の可能性を確認することが必要です。

保険会社への問い合わせには証券番号や保険証が必要となりますので、事前に用意しておきましょう。

3.ガラス業者に相談

窓ガラスのチェックをする業者の画像

保険会社に提出する書類や、窓ガラスの修理にかかる費用の見積もりをもらうために、ガラス業者に相談する必要があります。相談の際には、下記のような具体的な情報を伝えることが重要です。

・窓ガラスがどの程度破損しているか
・それがどの部屋のどの窓か
・破損の大きさや形状など

見積もりには、新たな窓ガラスの料金や、取り替え作業にかかる費用などが含まれます。この見積もりは、保険金の請求額を決定するための重要な資料となります。

4.必要書類を提出

必要書類は保険会社によって異なりますが、一般的には以下の書類が必要です。

・保険証書
・給付金請求書
・事故状況説明書
・修繕見積もり書
・損害明細書

保険会社に必要書類を提出すると、次に査定が行われます。

もし建物の損害が大きい、あるいは不明瞭な場合は、損害保険登録鑑定人などが現場に出向き調査を行ったり、保険会社が修理業者に確認を行ったりします。

損害が小さい場合は、保険契約者や被保険者が依頼した業者の見積もりや、損害状況の写真等を基に損害額が決定されます。

家財が損害を受けた場合、まずは修理が可能かどうかを確認します。可能であれば、保険契約者や被保険者が見積もりを用意し、それを保険会社に提出します。ここで、必要であれば鑑定人による確認が行われることもあります。

修理が不可能な場合は、家財を新たに購入する費用が損害額として認定されることもあります。

申請が認められ、保険金が支払われることになった場合、保険会社によりますが、おおむね30日以内に保険金が振り込まれることが一般的です。ただし、保険会社によってはもう少し日数がかかることもあるため、事前に確認しておくと良いでしょう。

保険金が振り込まれるまでの時間を短縮するためには、必要な書類をすべてそろえ、早めに保険会社に申請を行うことが重要です。また、保険会社からの査定に対して、できるだけ迅速に対応しましょう。

まとめ

窓ガラスの破損に対する火災保険の適用は、破損の原因によります。火災や落雷、風災など自然災害による破損であれば、火災保険は原則として適用されます。また、侵入者による破損も火災保険の適用範囲になり得ます。一方、通常の使用による摩耗や劣化、故意や過失による破損には火災保険は適用されません。

具体的な適用の可否は保険契約の内容や事故の詳細によりますので、疑問がある場合は保険会社に問い合わせることをおすすめします。火災保険を適切に利用するためにも、各種保険の規約を理解し、適切な保険選びを行うことが重要です。

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※1 調査方法:インターネット調査、調査期間:2020年12月23日~25日、調査概要:住まい・暮らしのトラブル10社を対象としたサイト比較イメージ調査、調査対象:全国の20代~60代の男女1080名、アンケートモニター提供元:ゼネラルリサーチ

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