ガラスのトラブルお任せください!

0120-926-487

受付時間 9:00~20:00

MENU

2023年7月3日

2023年7月3日

【火災保険 熱割れ】
ワイヤーガラスの熱割れは火災保険が
適用されます!申請手順まで解説!
【火災保険 熱割れ】ワイヤーガラスの熱割れは火災保険が適用されます!申請手順まで解説!

  • ・ワイヤーガラスがひび割れる要因と対処法
  • ・火災保険の申請の仕方
この記事の執筆者 津久井 勝

津久井 勝
株式会社スマイルレスキュー
代表取締役

防犯設備士の資格所持はもちろん、鍵トラブル解決歴20年以上の経歴を持つ。現在は住まい系トラブル解決サービスを行う会社を経営中。

家のワイヤーガラスが熱割れしたとき、修理費用は火災保険でカバーできるか気になる人も多いはずです。当記事では、ワイヤーガラスの熱割れが火災保険の対象となる条件と適用範囲について解説します。

ワイヤーガラスがひび割れる要因

ヒビの入った窓ガラス

ワイヤーガラスはその名の通り、ガラスの中に金属製のワイヤーを組み込んだもので、その強度から建物の窓ガラスなどに広く用いられています。しかし、高い強度を誇るワイヤーガラスでも、特定の要因によりひび割れを起こすことがあります。その要因として次の4つが挙げられます。

・熱割れ
・経年劣化による割れ
・飛来物による割れ
・自然災害による割れ

以下では、ワイヤーガラスがひび割れる要因について詳しく解説します。

1.熱割れ

ワイヤーガラスがひび割れる要因の一つに「熱割れ」という現象があります。

ガラスは温度変化に非常に敏感で、急激な温度の上昇や下降が物理的なストレスを引き起こし、結果としてひび割れや破損が生じます。

ワイヤーガラスは、その名の通り金属のワイヤーが組み込まれています。このため、ガラス部分とワイヤー部分で膨張率が異なり、ひび割れを引き起こしやすくなります。

例えば、冬季に窓ガラスが大変冷えている状態で、急に暖房器具を使用して室温を上げると、ガラスの温度が急速に上昇します。これによりガラスが急激に膨張しますが、その膨張が均一でない場合、ガラス内部にストレスが生じ、ひび割れが発生します。

炎天下の日中に冷水をかける、冷房の風が直接当たるなど、窓ガラスが急激に冷える状況でも、同様の現象が起こります。

2.経年劣化による割れ

「経年劣化」もワイヤーガラスがひび割れる要因になります。経年劣化とは、時間の経過とともにワイヤーガラスが劣化する現象を指します。

ガラスは紫外線、雨風、そして気温の変化などの自然環境に常にさらされています。これらの要素が長期間作用することで、ガラスの物理的な強度が徐々に低下します。さらに、窓の開閉を繰り返したり、窓ガラスに何かが衝突するなど、ダメージが積み重なることで、ワイヤーガラスはひび割れるのです。

また、ワイヤーガラス特有の問題として、ガラス内のワイヤーが原因となることがあります。ガラスとワイヤーは、温度変化への反応や経年劣化の進行速度が異なるため、この差異がガラス内部に微細なストレスを加え、ひび割れを引き起こす可能性があります。

3.飛来物による割れ

ワイヤーガラスがひび割れる要因として、飛来物による影響も無視できません。例えば、強風で飛ばされた看板や大きなゴミ、ボールや石などが窓ガラスに直撃した場合、ガラスにヒビが入り、割れやすくなることがあります。

ワイヤーガラスはガラス面に金属のワイヤーが組み込まれているため、一般的なガラスよりも割れにくいとされています。しかし、飛来物の大きさや速度、窓ガラスに当たる角度によっては、ひび割れることもあります。

4.自然災害による割れ

ワイヤーガラスは一般的なガラスに比べて強度が高いですが、自然災害が原因となりひび割れが生じる可能性はあります。例えば、地震はワイヤーガラスが割れる要因となりえます。窓ガラスは柔軟性に乏しく、大きな振動によってひび割れや破損を起こしやすいからです。特にワイヤーガラスは、内部に組み込まれている金属ワイヤーが振動することで、ガラスそのものにストレスを与える可能性があります。

本当に火災保険が適用できる?

「保険」の文字が入った額縁

火災保険は、文字通り「火災」を主にカバーする保険ですが、補償範囲は意外と広く、窓ガラスの割れに関しても一部のケースでは適用されます。しかし、すべてのケースで適用されるわけではないため、適用条件や保険金の支払い範囲には注意が必要です。

1.適用されるケース

火災保険が適用されるケースとして、以下のような事例が挙げられます。

1.自然災害による窓ガラスの割れ
火災保険は名称から火事だけをカバーするものと考えがちですが、自然災害による被害もカバーします。落雷や台風などの自然災害によって窓ガラスが割れた場合、火災保険が適用されることがあります。

2.突発的な事故による窓ガラスの割れ
たとえば、近隣の工事中に飛んできた石や、道路から飛んできた小石などが窓ガラスを割った場合も火災保険が適用されることがあります。他にも、子どもが投げたボールが窓ガラスに当たって割れた場合や、空き巣や強盗が屋内に侵入する際に窓ガラスを割られた場合も「突発的な事故」による損害として扱われ、保険金の対象となり得ます。

3.熱割れが「突発的な事故」と判断された場合
窓ガラスが割れやすい原因の一つに熱割れがあります。保険会社が熱割れによる窓ガラスの割れを「突発的な事故」と判断した場合に限り、火災保険が適用される可能性があります。

2.適用されないケース

1. 通常の経年劣化による割れ
窓ガラスは時間とともに劣化し、ひび割れや割れが生じやすくなります。このような通常の経年劣化による割れは、火災保険の適用外となります。保険会社が熱割れを「経年劣化」と判断した場合、火災保険は適用されません。熱割れについては保険会社によって判断が異なるため確認することをおすすめします。

2. 意図的な損傷または不注意による割れ
窓ガラスが意図的に損傷された場合は、火災保険の適用範囲外となります。たとえば、新しい窓ガラスを購入したいからと、故意に物をぶつけてガラスを割ったり、何かを振り回して窓ガラスを割ったなどのケースです。

3.適用内でも保険金が下りないケース

火災保険に適用されるケースであっても、免責金額によっては保険金が下りないため、注意が必要です。

免責金額とは、保険会社が補償する前に、保険契約者が自己負担する金額のことを指します。具体的な金額は保険契約によりますが、免責金額を超える損害が発生した場合にのみ、保険金が支払われます。

たとえば、窓ガラスを割ってしまい修理費用が5万円だったとします。しかし、火災保険の免責金額が10万円である場合、このケースでは保険金は下りません。修理費用が免責金額を下回るため、保険会社からの補償は発生しないからです。

一方、修理費用が20万円で、免責金額が10万円の場合、10万円を超える分(10万円)が保険金として支払われます。

火災保険が適用される状況でも、損害額が免責金額に達しない場合は保険金が下りないことを理解しておくことが重要です。

火災保険の申請手順

保険金を受け取るためには、適切な申請手順を理解し、正しく申請を行うことが必要です。以下では、火災保険の申請手順について詳しく説明します。

1.被害状況を記録

記録には、発生場所、時間、原因などを含める必要があります。状況を写真や動画で撮影しておきましょう。

窓ガラスが割れた原因が明確である場合、その事実も記録に含めることが求められます。例えば、台風や落雷などの自然災害によるもの、あるいは火災による熱でガラスが割れたなどの場合、その状況を詳細に記述することが重要です。

記録した被害状況は、保険申請時に必要な証拠となります。保険会社はこれらの証拠を基に保険金の支払いを判断するため、被害が発生した場合はできるだけ早く、そして詳細に記録をとることが推奨されます。また、記録した情報は紛失しないように適切に保管しておきましょう。

また、保険申請の際には、被害を受けた窓ガラスの修理や交換を行う前に保険会社に連絡してください。先に修理や交換を行ってしまうと、保険金が支払われない可能性がありますので、ご注意ください。

2.保険会社に相談

写真や動画などで記録を取ったら、次に保険会社に連絡しましょう。保険会社からの指示に従い、被害の詳細を記載した報告書や、破損した窓ガラスの写真など必要な書類を準備します。

すべての書類が揃ったら保険会社に提出します。その後、保険会社は提出された情報を基に被害の評価を行い、保険金の支払いを決定します。

なお、窓ガラスの破損に対して火災保険が適用されるかどうかは、具体的な破損の状況や保険契約の内容によります。例えば、自然災害による窓ガラスの破損は保険の適用範囲に含まれることが多いですが、日常生活の中での事故や劣化による窓ガラスの破損は保険適用外となることもあります。

したがって、具体的な保険金の支払い額や適用条件については、各保険会社に直接ご確認いただくことをおすすめします。

3.ガラス業者に相談

ガラス業者に連絡し、保険会社へ提出する書類を用意してもらったり、破損したワイヤーガラスを修理するのにかかる費用の見積りをもらいます。この時、被害状況や火災保険を利用することを伝えておきましょう。

4.必要書類を提出

大きなヒビの入った窓ガラス

以下の必要書類が揃ったら、保険会社に書類を提出して火災保険の申請を行います。

・保険証書
・給付金請求書
・事故状況説明書
・修繕見積もり書
・損害明細書

基本的に保険金は、火災保険の申請から30日以内に振り込まれるのが一般的です。しかし、保険会社によっては日数がかかる場合があるため、事前に確認しておきましょう。

ワイヤーガラスの熱割れを防ぐ方法

ワイヤーガラスは、ガラスと金属ワイヤーが組み合わされているため、通常のガラスよりも強度が高いのが特徴です。しかし、ワイヤーガラスであっても熱割れを防げるわけではありません。以下では、ワイヤーグラスが熱割れする理由や対処方法について解説します。

1.熱割れが発生する要因

窓ガラスに日光や暖房器具の熱が当たることで、ガラスの中央部の温度が上がります。ガラスの温度に対して他の部分の温度が低いままだと、温度差が生じてガラスは割れてしまうことがあります。

特にワイヤーガラスは、ガラス内のワイヤーがガラスよりも膨張しやすいため、熱割れが生じやすいと考えられています。

また、ワイヤーガラスの枠部分に使用されるゴムは、長期間日光に晒されることで劣化し、結露を生じる可能性があります。この結露が金属ワイヤーに接触して錆びを引き起こすことで、ワイヤーがさらに膨張します。結果、ガラスが耐えきれなくなり割れてしまうのです。

2.熱割れの危険性

ワイヤーガラスが熱割れしても、そのまま放置したり、ガムテープで補強だけにしたりする人もいますす。

しかし、熱割れを放置していると、物がぶつかったり、窓を開閉したりする衝撃でガラスが割れてしまう可能性があります。

窓ガラスが割れると、破片を踏んで怪我をするリスクがあります。

また、割れた箇所から雨水が侵入し、家電製品が故障する可能性があります。その場合、漏電による火災につながる危険もあります。

ワイヤーガラスが熱割れしないように対策を立てることはもちろん、熱割れが発生した場合は速やかに対応することが必要です。

3.熱割れの予防法

以下に、ワイヤーガラスの熱割れを防ぐための効果的なな方法をご紹介します。

1.カーテンやブラインドを窓に近づけない
窓にカーテンやブラインドを設置することで、日光を適度に遮ることができます。ただし、窓にカーテンを近づけすぎると影ができてしまい、温度差が生まれるため、窓に近づけすぎないようにしましょう。

2.暖房器具の配置を変える
エアコンや暖房器具の直接の熱風が窓ガラスに当たると、熱割れの原因になります。窓ガラスに風が当たらない位置に暖房器具を設置することが重要です。

3.窓周りのメンテナンスをする
窓ガラスの周囲を囲むゴムパッキンが劣化すると、熱割れにつながることがあります。ゴムパッキンの定期的な点検と必要に応じた交換を行うことで、熱割れを防ぐことができます。

4.窓ガラスの定期的な点検をする
ガラス自体にヒビが入っていないか、劣化していないかを定期的に点検することも大切です。小さなヒビが入った状態で温度変化にさらされると、熱割れのリスクが高まります。

5.熱割れしにくいガラスを選ぶ
熱割れのしにくい耐熱性のあるガラスや多層構造のガラスに変えることで、熱割れを防ぐことができます。

ワイヤーガラスの自然災害による窓割れを防ぐ方法

以下では、自然災害によるワイヤーガラスの窓割れを防ぐための具体的な方法を紹介します。

1.自然災害で窓が割れる要因

自然災害は突然発生し、窓ガラスの破損を引き起こすことがあります。以下に、主な自然災害による窓割れの要因を説明します。

・地震
日本は地震が多い国であり、地震の揺れはワイヤーガラスでも窓を割ることがあります。強い揺れによって窓枠が歪み、その結果ガラスが割れる場合があります。

・台風や強風
強風や台風が窓に直接当たると、その圧力によりガラスが割れることがあります。また、強風が物を飛ばし、その飛び道具が窓ガラスに当たると、ガラスが割れることもあります。

・豪雨や雹
突然の大雨や雹(ひょう)が窓に直接当たると、その衝撃でガラスが割れることがあります。特に雹は硬いため、窓ガラスに大きなダメージを与える可能性があります。

2.自然災害による窓割れの危険性

ワイヤーガラスはガラスの破片が飛び散るのを防ぐためにワイヤーで補強されていますが、強風や飛来物による衝撃に十分に耐えられないこともあります。

窓ガラスが割れると、破片を踏んで怪我をしたり、目に入って失明する恐れがあります。

自然災害による窓割れは火災保険でカバーされることが多いですが、下記のような理由では、火災保険が適用されないことがあります。

・窓ガラスが適切なメンテナンスや取り扱いを受けていなかった
・自然災害が起こる前に、既にひびが入っていた
・地震で倒れた家具が原因で窓が割れた

なお、地震が原因で窓ガラスが割れた場合は、地震保険に加入していなければ補償されません。

3.自然災害による窓割れの予防法

窓ガラスの交換をしている業者

ワイヤーガラスの自然災害による窓割れを防ぐ方法は、以下のとおりです。

・窓にシャッターや雨戸を取り付ける
シャッターや雨戸は、窓ガラスを風や飛来物から守るのに効果的です。台風などの自然災害が予想される場合は、シャッターや雨戸を閉めておくようにしましょう。

・窓の周りの植木や物干し竿を片付ける
窓の周りに植木や物干し竿があると、風が吹いたときに窓ガラスにぶつかり、窓ガラスが割れてしまう可能性があります。そのため、窓の周りの植木や物干し竿は片付けておきましょう。

・窓ガラスにひび割れがないか定期的に確認する
窓ガラスにひび割れがあると、風や飛来物で割れてしまう可能性があります。窓ガラスにひび割れがないか、定期的に確認しておきましょう。

・窓ガラスを強化ガラスや合わせガラスに交換する
強化ガラスや合わせガラスは、ワイヤーガラスに比べて強度が高いため、自然災害で割れにくくなっています。また、強化ガラスは割れたときに細かい破片に砕けるため、二次被害を防ぐ効果もあります。

これらの対策を講じることで、ワイヤーガラスの自然災害による窓割れを防ぐことができます。

まとめ

自然災害や突発的な事故で窓ガラスが割れた場合、火災保険が適用されます。しかし、熱割れによるワイヤーガラスの破損については、判断が保険会社によって異なります。ワイヤーガラスが熱割れで破損した際は、保険会社に連絡して、火災保険が適用されるかを確認しましょう。

まずは出張ガラス屋のスマイルレスキューに無料の相談をしてみましょう!

「スマイルレスキュー」は、日常生活で起こるさまざまな住まいのトラブル解決に特化した会社です。
鍵開け・修理・交換をはじめ、水回りのトラブル解消、ガラスの修理・交換、不用品回収やゴミ屋敷清掃、屋根や雪のトラブル解消、害虫害獣の駆除など、その対応サービスは多岐にわたります。
2020年のインターネット調査によれば、業界の「お客様満足度」「価格満足度」「到着の早さ」において、スマイルレスキューが3冠を達成しました。

スマイルレスキューが選ばれる理由は、最短10分のスピード急行や即日対応、出張費用・見積費費用・キャンセル費用がすべて無料※、現場の問題を確認し、作業に入る前の見積書作成や料金説明を行うところです。

肝心の作業も徹底した研修を受けた経験豊富なスタッフが、親切丁寧に住まいのトラブルをサポートするため、安心して依頼することができます。

サービス提供エリアも、関東・甲信越を中心に、北海道・北陸・関西・九州など、全国に支店を展開しております。
もちろん、上記エリア外でも、各地の提携業者と連携してサービスをおこなっているため、どこの地域のトラブルでも相談を受けることが可能です。

お電話での無料相談はこちら!

最短10分で駆け付けます! 各種カード・ペイ支払い可能 最短10分で駆け付けます! 各種カード・ペイ支払い可能

※1 調査方法:インターネット調査、調査期間:2020年12月23日~25日、調査概要:住まい・暮らしのトラブル10社を対象としたサイト比較イメージ調査、調査対象:全国の20代~60代の男女1080名、アンケートモニター提供元:ゼネラルリサーチ

関連度が高いコラム