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2023年12月5日

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窓のパッキンを交換するのはDIY?それとも業者に依頼?
窓のパッキンを交換するのはDIY?それとも業者に依頼?

  • ・窓のパッキンを交換する方法と注意点
  • ・業者に依頼した場合の費用
この記事の執筆者 津久井 勝

津久井 勝
株式会社スマイルレスキュー
代表取締役

防犯設備士の資格所持はもちろん、鍵トラブル解決歴20年以上の経歴を持つ。現在は住まい系トラブル解決サービスを行う会社を経営中。

窓のパッキン交換、自分で挑戦するか、業者に頼むかは悩ましい選択です。DIYなら費用を節約できますが、適切な技術と時間が必要になります。一方で、業者に依頼すれば費用は高くなりますが、その分、確実な仕上がりが期待できます。
最終的には、自身のDIYの腕前と予算を天秤にかけて決めるのが賢明です。手際が悪い場合は、安心と品質を優先してプロに任せるのがおすすめです。不慣れなら、安心と品質のためにも業者に任せるのが無難です。

そもそもパッキンって何?~パッキンの役割をご紹介~

窓のパッキン

窓のパッキンは、窓ガラスと枠を密着させるゴム製の部品で、雨漏りやすき間風を防ぐ役割を果たします。、家の断熱や防音にも大きく寄与します。サッシとガラスの隙間を密封することで、外部の騒音や冷暖房の効率を保ち、エネルギーの無駄遣いを防ぎます。また、湿気や小さな虫の侵入も防ぎ、室内の衛生状態を保つ助けにもなります。また、衝撃や振動を吸収する役割もあります。

パッキンは3種類あるって知ってた?

実は、窓のパッキンには3つの異なるタイプがあります。これらは日常生活ではあまり意識されませんが、室内の快適さを維持する上で重要な役割を果たしています。本記事では、グレイジングチャンネル、ビート、コーキングという3種類のパッキンの役割と特徴について、詳細に解説していきます。

グレイジングチャンネル(通称:グレチャン)とは

レイジングチャンネル

窓ガラスやサッシの固定に用いられるコの字型帯状ゴム、グレイジングチャンネル(通称グレチャン)は、主に木造住宅の窓枠に適しています。この部品は、耐久性に優れており、適切なサイズであれば自分で交換することが可能です。取り付けはビートよりも難しいものの、一度設置すれば長期間にわたって使用できるというメリットがあります。多くの場合、インターネットの専門店から購入されます。

ビートとは

レイジングビート

ビートはグレチャンと近い仕組みですが、サッシに窓ガラスを仮留めしたところに窓の両面からそれぞれ別に押し込んで嵌め込むタイプです。取り付けが容易で、木造家屋ではグレイジングチャンネルと並んで人気があり、DIY向けの材料としても好まれています。購入は専門のオンラインショップが便利で、多様な種類が手に入ります。

コーキングとは

コーキングは、窓枠とガラスの隙間を埋めるためのシリコン製シーリング材です。見た目は他のパッキン材料と似ていますが、使い方が異なります。木造の家ではグレチャンやビートが選ばれがちですが、マンションやビルではコーキングの使用が一般的です。市場に出回っている種類は限られていますが、ホームセンターで簡単に手に入れることができます。

窓のパッキンが劣化する4つの原因

窓のパッキンは、時間と共にさまざまな要因で劣化します。その主な4つの原因は、紫外線の影響、カビの成長、汚れの蓄積、そして繰り返される衝撃です。太陽の紫外線は、パッキンの耐久性を徐々に損ない、寿命を短くする可能性があります。また、湿気や雨水が原因で結露が生じると、パッキンにカビが生じ、その効果を弱めることがあります。パッキンに堆積した汚れは硬化し、柔軟性を失い、劣化を早めることにつながります。さらに、窓の開閉による繰り返しの衝撃も、微小なダメージをパッキンに与え、時間が経つにつれてその劣化を促進します。

これらの要因を理解し、定期的なメンテナンスを行うことで、パッキンの寿命を延ばし、窓の性能を保つことができます。

DIYでパッキンを交換する手順

DIYに挑戦し、窓のパッキンを自分で交換することは、多くの利点があります。この記事では、パッキン交換の手順と注意点、そして必要な費用について詳しく説明します。手軽に行える作業ですが、正しい方法を実践することで、望む結果を得られます。交換作業には、ドライバー、ニッパー、カッター、ゴムハンマー、マスキングテープ、そして新しいゴムパッキンが必要です。これらの道具を使い、簡単に理解できるステップバイステップの手順に従って、窓のパッキンを交換しましょう。

パッキンの交換は、まず適切なサイズの新しいパッキンをオンラインで購入することからスタートします。手順は以下の通りです。

1 滑り止めの手袋を着用し、窓を枠から外してサッシを取り外す。この際、窓メーカーの指示書に従って作業を進めます。
2 古いパッキンを丁寧に取り除き、窓枠を清潔に掃除します。
3 新しいパッキンをきれいな窓枠に適切に配置し、ゴムハンマーやドライバーを使用して確実に固定します。マスキングテープで一時的に留め、隙間がないかをチェックします。
4 ガラスを再度はめ込む際には、専用のパッキンを使い、ゴムハンマーでしっかりと固定します。
5 サッシを窓枠に取り付け、元の状態に復旧させます。

安全に作業を進めるため、注意点を守りながら慎重に行いましょう。

1.DIYでパッキンを交換する際のメリットとデメリット

窓のパッキンを自分で取り替えることは、出費を減らすことができる一方で、初心者が手を出すと失敗する可能性もあります。必要な道具がなければ購入費用が必要ですし、作業にはそれなりの時間がかかります。手順を誤ってガラスを割ってしまうと、かえって高い修理費がかかることも。また、パッキンの種類を間違えると、家の気密性が損なわれるリスクもあります。自分でやる場合は、正しい知識と慎重な作業が求められます。

2.DIYでパッキンを交換する際の費用

窓のパッキン交換をDIYで行う際の費用感をお伝えします。市場に出回っているゴムパッキンは、1メートルあたり50円から200円程度で手に入ります。窓の大きさに合わせて、必要な長さを見積もりましょう。基本となる工具は、ドライバーが約1000円、軍手やカッター、ニッパーは100円ショップでも購入可能です。マスキングテープやゴムハンマーも同様に、手頃な価格で揃います。

全てを新たに購入すると、合計で3000円から6800円が目安になりますが、既に持っている道具が使えれば、この費用は抑えられます。窓の形状やパッキンの種類によって費用は変わるので、作業前にはしっかりと準備をしましょう。自分で交換することで、経済的なメリットだけでなく、窓を新しく保つ達成感も得られるでしょう

業者に依頼してパッキンを交換する

この記事では、業者にパッキン交換を依頼するメリットとデメリット、かかる費用、そして失敗しない業者の選び方を丁寧に解説します。DIYに自信がない場合は、プロの手を借りることで、安心と品質を得られます。窓の性能を長期間保ちたい、時間を有効に使いたいと考えているなら、ぜひ専門業者にご依頼ください。

1.業者にパッキン交換を依頼する際のメリットとデメリット

この記事では、業者にパッキン交換を依頼するメリットとデメリット、かかる費用、そして失敗しない業者の選び方を丁寧に解説します。DIYに自信がない場合は、プロの手を借りることで、安心と品質を得られます。窓の性能を長期間保ちたい、時間を有効に使いたいと考えているなら、ぜひ専門業者にご依頼ください。

パッキンの交換を専門業者に依頼する最大の利点は、その高い技術力による正確な作業と、時間を節約できる点です。専用の道具を用意する必要もなく、作業後のフォローも期待できます。ただし、自分で行うよりは費用がかかり、業者のスケジュールに合わせる必要があります。選ぶ業者によっては、満足いく結果が得られないリスクもあるため、信頼できる業者を見極めることが重要です。手間を惜しまず、確かな仕事をしてくれる業者を選べば、安心してパッキン交換を任せられます。専門のプロに依頼して、窓の性能を長持ちさせましょう。

2.業者にパッキンの交換を依頼した際の費用

パッキン交換を業者に依頼する場合、費用は概ね1万円から2万円が相場となりますが、窓のサイズや個数によって変動します。複数の窓を同時に依頼すると、割引の可能性もあります。使用するパッキンのタイプや必要量によっても価格は異なるため、事前にしっかりと見積もりを取ることが大切です。また、業者の料金体系、出張費、税金が加わることも考慮に入れ、複数の業者から見積もりを取り、比較検討することをお勧めします。信頼できる業者に適正価格で依頼することで、安心して作業を任せられます。

3.失敗しない業者の選び方

窓のパッキン交換において、信頼できる業者を選ぶことは極めて重要です。まず、業者の口コミや公式サイトの評判を確認し、信頼性のある情報を収集することが肝心です。次に、複数の業者から見積もりを取得し、価格だけでなく信頼性も慎重に比較検討することが重要です。業者の資格や施工実績の確認も、選定基準の重要な一部となります。また、アフターサービスや保証の有無を事前に確認することも、安心してサービスを受けるための重要なポイントです。作業前の見積もりを出さない業者や、電話での概算と実際の見積もりが大きく異なる業者は信用しないことが望ましいです。これらのガイドラインに従えば、信頼できる業者を選び、パッキン交換を安心して任せられます。適切な選択は、快適な住環境を保持するための重要なステップです。

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パッキンをできるだけ長持ちさせるには

窓のパッキンを長持ちさせるためには、単に部品交換するだけでなく、定期的なメンテナンスが重要です。パッキンの寿命を延ばすには、こまめな掃除と適切な手入れが必要で、特に日本の湿気の多い環境では、ゴムパッキンにカビが生えやすい点に注意が必要です。チリや埃が溜まりやすいパッキンは、結露による水分でカビの原因となります。そのため、結露を見つけたらすぐに乾いた布で拭き取り、カビ防止剤の使用も検討しましょう。カビが発生した場合は、カビ取り剤で迅速に対処するか、新しいパッキンに交換することが推奨されます。日々のメンテナンスを通じて、パッキンの劣化を防ぎ、快適な家の環境を保つことができます。

パッキンを長持ちさせるには、サッシのメンテナンスも必要

パッキンを長持ちさせるコツは、サッシの定期的なケアにあります。サッシが劣化すると、パッキンにも悪影響が及びます。日々のお手入れで、窓枠の汚れやホコリを落とし、パッキンへの負担を減らしましょう。また、サッシの塗装が剥げてきたら、新しく塗り直すことで、サッシ自体の耐久性を保ちます。そして、サッシに傷みが見られたら、早めに修理を。これにより、パッキンへのダメージを防ぎます。サッシのメンテナンスを怠らず、パッキンを守る習慣をつけましょう。

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まとめ

窓のパッキン交換は自分で行うDIYと、業者に依頼する方法があります。DIYは費用を抑えられる利点がある一方で、技術や時間が必要です。業者に頼むと確実ですが、その分コストが増えます。パッキンは断熱や防音に役立ち、種類にはグレイジングチャンネル、ビート、コーキングがあります。劣化の主な原因は紫外線やカビ、汚れ、衝撃です。DIYはコスト効率が良いものの、間違いのリスクもあり、業者は高価ですが技術的に安心です。適切な業者選びには、評判や見積もり、資格、保証の確認が大切です。また、パッキンを長持ちさせるには、サッシの適切なメンテナンスが重要です。

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