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2023年12月5日

2023年12月5日

【鍵穴 詰まった】鍵穴に異物が詰まったときの対処法!シチュエーション別に解説
【鍵穴 詰まった】鍵穴に異物が詰まったときの対処法!シチュエーション別に解説

  • ・鍵穴が詰まった際の対策方法
  • ・絶対にやってはいけないNG行動
この記事の執筆者 津久井 勝

津久井 勝
株式会社スマイルレスキュー
代表取締役

防犯設備士の資格所持はもちろん、鍵トラブル解決歴20年以上の経歴を持つ。現在は住まい系トラブル解決サービスを行う会社を経営中。

鍵の問題の原因と効果的な解決策を、初心者にもわかりやすく解説します。家庭用、車、バイクの鍵トラブルから、プロの鍵屋依頼時の費用と注意点まで網羅。これで鍵の悩みもすっきり解消!

鍵が鍵穴に入らない原因

鍵や鍵穴のトラブルは、日常生活において突然に起こり得るものです。しかし、その多くには明確な原因があり、適切な対処法を知っていれば自分で解決できることも少なくありません。この記事では、鍵が鍵穴に入らない主な原因と、それに対する具体的な対処法をご紹介します。

原因①鍵穴に異物が詰まっている

鍵穴に異物が詰まる原因は多岐にわたります。砂やごみ、折れた鍵の破片、いたずらによる異物が原因で起こることが多いです。自分で対処することも可能ですが、鍵穴を傷つけるリスクもあります。

対処法①:掃除機で異物を除去
掃除機を使って鍵穴の異物を取り除く際は、ノズルを正確に合わせ、適切な吸引力で慎重に作業することが重要です。吸引力が強すぎると鍵穴を傷つける可能性があるため、注意が必要です。

対処法②:エアダスターを吹きかける
鍵穴に詰まった異物を取り除く際、エアダスターは手軽で効果的な方法です。使用する時は、エアダスターのノズルを鍵穴に合わせ、適度な圧力で空気を吹き込みます。強すぎる圧力は避け、鍵穴を傷めないように注意しましょう。

エアダスターを噴射するようす

原因②鍵が汚れている

鍵穴の汚れや鍵自体の汚れが原因で、鍵が入りにくくなったり回転しにくくなることがあります。ホコリや砂、サビ、摩耗、形の変形などがこれに該当します。これらの問題を防ぐためには、定期的な清掃とメンテナンスが重要です。

対処法:ブラシやハンカチで汚れを落とす
鍵が汚れていると、鍵穴に入らなかったり、うまく回らなかったりすることがあります。そんな時は、まずブラシやメイクブラシなど細かい部分まで届くブラシを使って汚れを落としましょう。ブラシでこすった後は、乾いた布で優しく拭き取ってください。

原因③鍵穴が凍結している

冬の寒さは鍵穴の凍結を招くことがあります。特に寒冷地では気温の低下が原因で、また結露による水分が鍵穴内に入り込み、凍結することもあります。

対処法:カイロや温かい飲み物で温めて溶かす
鍵穴が凍結した際の対処法は、カイロや温かい飲み物を使うと効果的です。まず、カイロを袋に入れて鍵穴に当てるか、温かい飲み物の缶を鍵穴に押し当てます。数分間待ってから、鍵を挿入してみてください。

原因④鍵穴の滑りが悪い

鍵穴がうまく機能しない時、原因はホコリや砂の蓄積、内部のサビ、潤滑剤の不足、鍵の摩耗、または変形かもしれません。

対処法①:鍵専用の潤滑油を使用する
鍵穴が固く動かない場合、専用の潤滑剤を使用することが効果的な解決方法です。油を使うと内部に詰まるリスクがあるので、専門の製品を選ぶことが重要です。

対処法②:鉛筆を潤滑剤として代用する
鍵穴の滑りが悪い時は、鉛筆の黒鉛を利用した応急処置が有効です。鍵に黒鉛粉を塗り、鍵穴に挿入して回すと滑りが良くなることがあります。ただし、これは一時的な対策で、長期的には専用の潤滑剤の使用が推奨されます。

鍵で鉛筆をこするようす

原因⑤鍵・鍵穴が劣化している

鍵や鍵穴の劣化は、長年の使用、ホコリや砂の蓄積、内部のサビ、潤滑剤不足などが原因です。これらにより鍵の動きが悪くなることがあります。

対処法①鍵の交換を行う
鍵は摩耗や破損により、時に交換が必要になることがあります。鍵穴や溝の清掃をしても状態が良くならない時は、新しい鍵への交換を考えてみてください。鍵にはおよそ10年の寿命があると言われていますので、購入から10年が経過しているなら、交換を検討するのが良いでしょう。

「鍵の交換をおこなうなら」

スマイルレスキューは、24時間365日対応の鍵のトラブル解決サービスを提供しています。鍵の紛失や閉じ込めなどの緊急時に迅速に対応し、安心と信頼を届けるプロフェッショナルな技術で、お客様の鍵のトラブルを解消します。

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原因⑥その他

もし鍵がうまく差し込めない、回らないといった問題が、これまでお伝えした対処法を試しても改善されない場合は、専門の鍵屋に修理や診断を依頼することをお勧めします。

対処法①合鍵をつくる
鍵の問題が続けば、合鍵の作成が有効な手段です。このプロセスには、オリジナルの鍵と身分証が必要で、鍵屋やホームセンターで行えます。合鍵を作る際は、専門店に依頼することが肝心です。

入るけど回らない?

鍵が回らない時は、まずは鍵穴の清掃から始めましょう。エアダスターや細いブラシでゴミを取り除くと改善されることがあります。それでも滑りが悪い時は、専用の潤滑剤を使いましょう。鍵自体の劣化が原因なら、新しい鍵への交換が必要です。いずれにしても、無理な力は禁物です。

抜けない?

鍵穴にエアダスターを噴射するようす

鍵穴に刺さった鍵は、ゆっくり上下左右に動かしたり、左右に90度回転させることで抜けることがあります。それでもダメなら、鍵穴専用の潤滑剤を使い、鍵とシリンダーの間にスプレーしてみてください。潤滑剤が内部に行き渡れば、鍵が楽に抜けるようになるかもしれません。しかし、無理に力を入れると状況を悪化させることがあるので、慎重に対応することが肝心です。

鍵が入らない時にしてはいけないNG行為

鍵がスムーズに鍵穴に入らないとき、焦りから間違った対処をしてしまうことがあります。しかし、その行動がかえって鍵穴を傷つけたり、鍵を壊したりする原因になることも。ここでは、鍵が入らない際に避けるべきNG行為を紹介し、なぜそれらが問題なのかを解説します。

NG行為①鍵専用でない潤滑油を使用する

鍵穴に不適切な潤滑油を使うと、油が固まり、鍵の動きが悪くなることがあります。鍵専用でない油は、内部で硬化しやすく、結果として鍵が回りにくくなる原因になり得ます。

NG行為②無理やり入れる・引き抜く

鍵を無理に差し込んだり引き抜いたりすると、鍵や鍵穴が傷つくことがあります。これにより、鍵が折れたり、鍵穴に異物が挟まったりして、鍵が回らなくなるリスクがあります。鍵が抜けない時は、無理な力を避け、問題を正確に把握し適切に対応することが重要です。

NG行為③鍵穴の詰まりを無理やりかき出す

鍵穴の詰まりを無理に取り除こうとすると、鍵や鍵穴を傷つける恐れがあります。異物がさらに奥に押し込まれ、鍵が動かなくなることもあります。

NG行為④鍵穴に鍵以外のものを入れる

鍵穴には純正鍵以外を入れないでください。鍵穴は専用の鍵の形状に合わせて作られており、他のものを使うと内部が損傷するリスクがあります。特に、ピッキングのような専門的な技術を素人が試すのは危険です。ピッキングは特殊工具を使い鍵穴を操作する方法で、知識と技術がなければ鍵穴を傷つけ、工具が折れてしまう恐れがあります。また、ピッキング専用工具の購入・所持は鍵屋など正当な理由がある者に限られ、一般の方がこれらを持つと軽犯罪法違反になる可能性があります。

車やバイクの鍵のトラブルの場合は?~原因と対処法~

車やバイクの鍵のトラブルは、移動手段を奪われるほどの大きな問題に発展することもあります。鍵穴の汚れや鍵自体の変形など、さまざまな原因が考えられますが、それぞれに適した対処法をご紹介します。

原因①鍵穴に汚れが詰まっている

バイクや車の鍵穴の汚れは、小石や砂粒の鍵穴侵入が原因であることが多いです。清掃にはパーツクリーナー、掃除機、エアダスターが有効ですが、過度の使用は避けましょう。固着した汚れは自分で取り除くと損傷の恐れがあるため、鍵屋の出張サービスを利用するのが安全です。

原因②鍵が変形している

ささったままの鍵のようす

車やバイクの鍵が変形することは、落下や衝撃によるものが多いです。また、鍵穴にゴミが詰まっていると、鍵を挿入する際に変形する恐れがあります。鍵穴の清掃は、専用の潤滑剤を使って滑りを良くし、異物の侵入を防ぐことが大切です。

プロの鍵屋に依頼する際の費用相場と注意点

鍵のトラブルは専門家に依頼することで安全かつ迅速に解決可能ですが、費用と業者選びが重要です。交換や新規作成、クリーニングなど各サービスには相場があり、業者選びでは施工実績や追加料金の有無を考慮する必要があります。

~費用相場~

鍵屋への依頼費用は、鍵の種類や問題の複雑さにより費用は変わるため、事前に正確な見積もりを取ることが重要です。また、鍵屋によって料金体系が異なることもあるので、比較検討が推奨されます。

①鍵を交換してもらう場合の費用相場
鍵交換の費用は鍵の種類や作業範囲に応じて異なります。一般的な鍵交換は20,000円から30,000円、防犯性の高いディンプルキーは40,000円前後です。高機能な電子錠は80,000円から100,000円の場合も。予算を伝えて見積もりを取ると、多くは50,000円以内で対応可能です。

②鍵を新しくつくってもらう場合の費用相場
合鍵作成の費用は、鍵の型や作成場所によって変わり、一般的なシリンダー錠なら500円から5,000円が目安です。鍵屋に出張してもらい合鍵を作る場合、通常は出張費を含めて10,000円から15,000円が相場です。

③鍵を開けてもらう場合の費用相場
鍵開けの費用は、鍵の種類や作業の難易度、時間によって異なります。一般的な玄関鍵の場合は8,000円から30,000円、室内ドアの鍵は8,000円から15,000円が相場です。サビや歪みなどの劣化があると追加料金がかかることも。最終的な料金は現地での見積もりで決まります

④鍵穴をクリーニングしてもらう場合の費用相場
鍵穴のクリーニングは、一般的に3,000円から10,000円の範囲で行えますが、汚れの程度や具体的な問題によって料金が変動します。業者によって価格設定は異なり、場合によっては出張費が加算されることもあります。

~業者に依頼する時の注意点~

鍵のトラブルは予期せぬ状況で発生し、迅速かつ適切な対応が求められます。料金の透明性からスタッフの対応の良さまで、業者選びの際に考慮すべき要素を網羅的にご紹介。これらのポイントを押さえることで、鍵のトラブルを安心して解決できる業者を見つけることができます。

①施工実績が多いかどうか
鍵のトラブルに対応する業者を選ぶ際は、施工実績の多さも重要な判断基準です。実績が豊富な業者は、技術力や対応力に優れ、多くの顧客からの信頼も厚いことが期待できます。ホームページでの実績公開は、その業者の透明性を示す良い指標になります。口コミや評価も併せて検討することが、後悔しない業者選びにつながります。

②すぐに来てくれるかどうか
鍵のトラブルは急を要することが多いため、鍵業者が迅速に対応可能かを確認することは大切です。24時間体制で対応する業者もあるため、事前にサービス内容をチェックしておくと安心です。

③出張費が無料かどうか
鍵のトラブルに際し、業者の出張費が無料かどうかを把握することは、予算を守る上で欠かせません。出張費が別途必要な場合、総額が予想以上になることもあります。業者によっては出張費無料を謳っているところもあるため、事前に確認しましょう。

④見積り費用が無料かどうか
鍵のトラブル解決にあたり、業者への見積もりが無料かどうかは、予算管理において重要なポイントです。見積もりに費用が発生する場合、トータルコストが予想外に高くなるリスクがあります。

⑤キャンセル費が無料かどうか
鍵業者の選定では、キャンセルポリシーの確認も見逃せません。キャンセル料がかからないか、またはいつまでなら無料なのかは業者ごとに異なります。後のトラブルを避ける手助けになります。

⑦スタッフの対応がいいかどうか
鍵のトラブルは急を要することが多いため、業者選びではスタッフの対応の良さが重要です。口コミや評判をチェックし、電話での応対を通じてその対応を予め把握しましょう。迅速かつ丁寧なサービスを提供する業者を選定することが肝心です。

鍵穴に鍵が入らない原因と対処法まとめ

鍵が鍵穴に入らない原因は多岐にわたり、異物の詰まりや汚れ、凍結、潤滑不足、劣化などが挙げられます。これらの問題には、掃除機やエアダスター、潤滑油の使用、温めることなど様々な対処法が有効です。しかし、鍵や鍵穴の破損が激しい場合は、専門家による交換が必要となります。また、鍵屋に依頼する際は、費用相場とサービスの質を確認することが重要です。

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