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2023年7月24日

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【シロアリ予防】シロアリを発生させる前に…!事前にやっておくべき対策法について紹介!
【シロアリ予防】シロアリを発生させる前に…!事前にやっておくべき対策法について紹介!

  • ・シロアリの生態や増加しやすい条件
  • ・シロアリを増殖させないための予防法
この記事の執筆者 津久井 勝

津久井 勝
株式会社スマイルレスキュー
代表取締役

防犯設備士の資格所持はもちろん、鍵トラブル解決歴20年以上の経歴を持つ。現在は住まい系トラブル解決サービスを行う会社を経営中。

シロアリは、大切な家を食い荒らす厄介な害虫です。自分の家を守るためにも、シロアリの予防はとても重要です。しかし、シロアリ予防といっても何をすれば良いかわからない人も多いはずです。そこで当記事では、シロアリの予防方法や作業にかかる費用について解説します。

シロアリ予防の重要性

シロアリに食われた柱

シロアリによる被害は一度発生すると、元の状態に戻すまでにかなりの時間と費用が必要になります。金銭的な負担はもちろん、心理的にも大きなダメージを負ってしまうでしょう。

以下では、シロアリ予防の一環として、シロアリが生息しやすい環境や、家の中でシロアリが増加しやすい場所について解説します。

1.シロアリが生息しやすい環境

シロアリは、主に暖かく湿度が高い環境を好みます。木や紙を食べることから、木造の家屋や家具、書籍などが食糧源となります。これらの条件が揃った環境が整っていると、シロアリは増加しやすくなります。

特に注意が必要なのは、家の周囲にある土や木材の下、腐った木材、湿った土の上に置かれた木材、地下室、浴室やキッチンなどの水回りです。これらの場所は、シロアリが生息しやすい環境を作り出しやすいのです。

2.家の中でシロアリが増加しやすい場所

シロアリ予防で重要なポイントは、生息や繁殖に適した場所を知ることです。以下に、シロアリが増えやすい場所の一例をご紹介します。

1.床下:湿度が高く、木材が多い床下はシロアリにとって最適な環境です。
2.木造の壁:木造の壁は、シロアリの主な食糧源となります。
3.屋根裏:木材が露出している屋根裏はシロアリの侵入を許してしまう可能性があります。
4.窓枠やドア枠:木材部分は、シロアリによる被害を受ける可能性があります。
5.古い家具:湿度が高い場所に置かれた古い家具は、シロアリが潜みやすい場所です。

これらの場所を定期的にチェックすることで、シロアリを早期発見することができます。

具体的なシロアリ予防方法

シロアリの予防として、自分でできることはいくつかあります。例えば、シロアリが床下などに侵入していないか点検したり、侵入を防ぐための薬剤を撒くなど挙げられます。これらの方法は、木造の家はもちろん、鉄筋コンクリートのマンションであっても有効な手段です。以下ではシロアリの予防方法について詳しく解説します。

1.定期的な点検

蔵の中を照らす手元

家屋の定期的な点検は、シロアリの発生を未然に防ぐために非常に重要です。シロアリは1年中活動しているため、毎年点検を行う必要があります。特に「蟻道」というシロアリが通るトンネルがないかチェックしましょう。また、周囲の木材に噛み跡がないか、不自然に水漏れしている箇所や湿気がたまっている場所がないかも確認が必要です。

さらに、キッチンや風呂場などの水回りの床や壁は特に注意深く確認してください。これらの場所はシロアリが増加するための適した環境が整っています。

家の外周では、外壁にひび割れがないかを確認しましょう。ひび割れがあると、そこからシロアリが侵入する恐れがあります。周辺にある木材にシロアリ被害がないかも、あわせてチェックしましょう。

2.発生しそうな場所の消毒

家の床下や屋根、周辺を点検してシロアリの侵入を確認し終えたら、次にシロアリが発生しそうな場所の消毒を行います。消毒はシロアリの侵入を防ぐための予防方法の1つです。

消毒の前に必ず自宅周辺の点検を行い、シロアリが侵入していないことを確認してください。市販されている薬剤は、有効期間が数カ月しか続かないため、頻繁に消毒する必要があります。一方、業者の使う薬剤は有効期間が5年と長く、効果も保証されています。頻繁に消毒したくない、もしくは隅々まで消毒できる自信がないという場合は、業者に依頼することをお勧めします。

3.「消毒液」って体に悪い?

シロアリ駆除に使用される各種薬剤は、誤って接触したり摂取すると、頭痛や吐き気、皮膚のかぶれなど有害な影響を及ぼす可能性があります。特に、子どもやペットが薬剤を吸い込む恐れがあるため、室内に避難させてから使用するようにしましょう。

シロアリの予防や駆除に使われる薬剤には、次のような種類があります。

・ネオニコチノイド系
・ホウ素化合物
・ヒノキチオール
・ピレスロイド系
・カーバメート系
・フェニルピラゾール系
・フェニルピロール系

それぞれの薬剤による性質や人体への影響は異なります。ネオニコチノイド系、ホウ酸化合物、ヒノキチオールは、比較的人体に影響は少ないといわれています。ピレスロイド系・カーバメート系・フェニルピラゾール系・フェニルピロール系はシロアリへの効果が高い一方で、刺激が強く人体にも影響があるため、使用には注意が必要です。

シロアリ予防消毒工事とは

薬剤を散布する業者

シロアリの被害を未然に防ぐ手段として、多くの方がシロアリ予防消毒工事を選択しています。しかし、一体どのような工事なのか、どのような作業が行われるのかを理解している方は少ないかもしれません。

シロアリ予防消毒工事とは、家の土台や柱にシロアリ駆除用の薬剤を塗布または注入し、シロアリの侵入を防ぐことを目的とした工事です。この工事には主に「バリヤ工法」「ベイト工法」の2つの手法があります。

以下では、バリヤ工法とベイト工法で行われる作業内容や費用の相場について解説します。

1.バリヤ工法

「バリヤ工法」は、シロアリが住み着く前に行う予防対策として効果的な手法です。
シロアリが侵入する可能性のある地点すべてに対して薬剤を塗布または注入します。バリヤ工法の名前の通り、住宅周辺に「バリヤ」を形成し、シロアリの侵入を防ぐための予防消毒工事です。住宅の周囲または土台に対してシロアリ駆除剤を施すことで、シロアリが建物に侵入することを防ぎます。

施工は主に2ステップからなります。まず、建物周囲の地面を掘り、その後薬剤を地中に注入します。これにより、地下から侵入を試みるシロアリを阻止します。さらに、建物の土台や柱にも薬剤を塗布または注入することで、侵入経路を一層絞り込みます。

バリヤ工法の大きなメリットは、一度施工すれば即座に効果が現れ、比較的長期間(約5年程度)その効果が持続する点です。しかし、一方で、施工には専門的な知識と技術が必要なため、プロの業者に依頼することが一般的です。

2.ベイト工法

バリヤ工法が予防であるのに対して、ベイト工法は駆除を目的としています。ベイト工法では、「ベイト(エサ)」と呼ばれるシロアリ駆除剤を含んだ製品を地中に設置し、シロアリがそのエサを食べて巣に持ち帰ることで、巣内のシロアリ全体を駆除します。

ベイト工法の特徴は、シロアリの社会性を利用して巣全体を効果的に駆除する点です。シロアリは仲間と食物を共有する習性があります。一部のシロアリが駆除剤を摂取すると、その効果が巣全体に広がります。その結果、建物周辺のシロアリだけでなく、地下深くに存在するシロアリまで駆除することができます。

ベイト工法は、初期費用はバリヤ工法に比べて抑えられますが、定期的なメンテナンスが必要となるため、それを費用として考慮する必要があります。

3.費用の相場

バリヤ工法の費用は、工事規模や施工する業者によりますが、坪単価で6,000円~8,000円前後が一般的です。一方、ベイト工法は、坪単価で6,000円~10,000円前後になります。

バリヤ工法は、価格は安くて即効性がありますが、薬剤の匂いが広がるため、子どもやペットに健康被害を与える恐れがあります。

対してベイト工法は、効果は遅いものの、シロアリの巣ごと駆除が可能です。ただし、定期的なメンテナンスが必要であり、その際に毎回費用が発生します。メンテナンス費用は、エサの交換回数やシロアリの発生状況によりますが、一回あたり数万円程度が相場となっています。

業者に依頼する際の注意点

専門の業者に依頼することで、シロアリの予防や駆除を確実・安全に行ってもらうことができます。しかし、業者の中には法外な費用を請求するケースも少なくありません。そこで以下では、シロアリ予防・駆除にかかる一般的な費用や、費用の追加請求、アフターサービスの有無について解説します。

1.相場

シロアリの駆除にかかる費用は、坪や平米(㎡)の単位で表記されます。一般的な業者であれば、一坪あたり6,600円前後が相場です。例えば、20坪(66㎡)であれば13万円~。30坪(99㎡)であれば19万円~となります。

ただし、作業の難易度や建物の状態によって、修繕費用が必要な場合があります。例えば、作業が困難な箇所や壁や基礎にひび割れがある場合は、修繕費用が追加され、作業費用がさらに高くなる可能性があります。

また、業者のレベルによっても費用は異なります。大手の業者であれば費用は高額になりがちです。対して、中小企業や個人経営の業者であれば、作業にかかる費用は低額に根以降にあります。業者規模ごとの費用相場については「シロアリの駆除費用」で後述するため、参考にしてください。

2.費用の追加請求

シロアリ駆除では主に「駆除」「ハツリ工事」「3防腐・防カビ工事」「穿孔処理」といった作業に費用がかかります。ですが、シロアリの被害の大きさによっては、追加で工事を行う必要があります。そのような場合、費用の追加請求をされることがあるため、これらの費用がどの程度かかるかは、作業の前に確認しておくことをお勧めします。

3.アフターサービスの有無

業者に依頼する際は、駆除にかかる費用だけでなく、アフターサービスの有無も確認しておきましょう。シロアリは、駆除した後に再び発生する可能性があります。そのような時、アフターサービスを提供している業者であれば、保証期間内に無料で駆除を行ってもらえます。

また、業者によっては保証期間内であれば、シロアリによって被害を受けた建物の修繕費用も補償するケースもあります。ただし、これらのアフターサービスは、全ての業者がおこなっているわけではないため、業者に依頼する際に確認しましょう。

シロアリ被害にあった際の費用

家と電卓とシロアリのイメージ

大切な自宅を守るために様々な予防策を講じたものの、シロアリの被害にあってしまうというケースも少なくありません。そのような時、業者に依頼して駆除してもらったり、家のリフォームをする必要があります。以下では、シロアリの被害にあった際の費用について解説します。

1.シロアリの駆除費用

シロアリの駆除費用は、業者のレベルによって大きく変動します。大手の企業であれば費用は高くなりますが、個人で経営している業者であれば安く済みます。業者ごとのシロアリの駆除費用はおよそ以下の通りです。

・大手企業:坪あたり10,000円~(1㎡あたり3,000円~)
・中規模業者:坪あたり5,500円~(1㎡あたり1,666円~)
・ホームセンター:坪あたり3,630円~(1㎡あたり1,100円~)
・個人経営:坪あたり2,640円~(1㎡あたり880~円)

2.家のリフォーム費用

シロアリ予防は費用がかかると感じるかもしれませんが、被害によるリフォーム費用を考えると、予防対策が如何に重要であるかが理解できます。

シロアリ被害は、構造材の腐食による建物の強度低下や、見た目の悪化など、深刻な影響をもたらします。そのため、被害が発生した場合、大掛かりなリフォームが必要となることが多いのです。

シロアリ予防にかかる費用は、30坪の一戸建てであれば1回の薬剤散布などを行って30万円前後になります。薬剤の効果が5年続くことを考えると、10年で60万円、20年で120万円ほどかかります。

対して、シロアリの被害に遭った家をリフォームすると、大きな被害があった場合には数百万円以上の出費を覚悟しなければなりません。構造材の交換はもちろん、内装の修復、仮住まいの準備、廃材処理費など、さまざまな費用が発生します。

家を長く大切に使い続けるために、シロアリ被害にあわないための予防対策をきちんと行うことが重要です。

自分でシロアリを駆除する場合の注意点

シロアリの予防や駆除は薬剤を撒くだけなので、自分でやった方が安く済ませられると考えている人もいるのではないでしょうか。

確かに、ホームセンターなどで必要な道具や薬剤を購入して、自分で作業を行えば、業者に依頼するよりも安く済みます。しかし、専門の知識や技術を持たない素人がシロアリ予防や駆除を行うと、様々なリスクが発生します。

以下では、自分でシロアリを食書する場合に押さえておきたいリスクや注意点について解説します。

1.駆除しきれない

シロアリは地中や木材の内部に巣を作る習性を持っています。予想以上に広範囲に巣を形成するため、専門の知識がないと、全体を把握することは困難でしょう。また、シロアリは直射日光を避けるため、目視で確認できない箇所から家の床下に侵入することがあります。気づかないままでは被害が広がる可能性があります。

シロアリ駆除は、単にシロアリを駆除するだけではなく、巣全体を根絶することが必要です。巣全体を駆除しなければ、シロアリは再び繁殖し、被害を引き起こす可能性があります。

シロアリを完全に駆除するには、シロアリの生態や習性を理解し、適切な薬剤や駆除方法を選択する必要があります。そのため、専門の知識や技術がない人が、シロアリを完全に駆除するのは困難だと言えます。

2.危険な床下作業

床下の画像

シロアリの駆除・予防のためには、家の床下に潜って作業を行う必要があります。しかし、この作業は専門の技術がない人が行うと、思わぬ怪我や事故を引き起こす恐れがあります。

例えば、十分な準備もせずに作業を行った結果、通れない隙間に体が挟まって怪我をしたり、有害なホコリを吸い込んで健康被害を引き起こす可能性もあります。

また、床下にはシロアリだけでなく、様々な害虫やネズミ、カビなどが存在しています。これらに触れることでアレルギー反応や感染症を引き起こすかもしれません。さらに、床下には電気配線やガス配管など、家屋の重要な設備が通っています。専門的な知識のないまま作業を行うと、大きな事故に繋がる恐れもあります。

まとめ

当記事では、シロアリの予防にかかる作業の内容や費用について解説しました。シロアリの被害から自分の家を守るには、今回ご紹介したような予防策を講じておく必要があります。

予防対策を自分で行うことでコストを抑える方法もありますが、シロアリを見逃してしまうと短期間で増殖し、気づいた時には深刻な被害となる可能性もあります。シロアリの予防や駆除を確実かつ安全に行うためにも、専門の技術や知識を持った駆除業者に依頼することをお勧めします。

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※1 調査方法:インターネット調査、調査期間:2020年12月23日~25日、調査概要:住まい・暮らしのトラブル10社を対象としたサイト比較イメージ調査、調査対象:全国の20代~60代の男女1080名、アンケートモニター提供元:ゼネラルリサーチ

           

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